関達也

関達也（せき たつや）

関達也は、1989年7月26日生まれ、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士です。新潟県新潟市出身で、現在は三段の段位を有しています。かつては大淵盛人九段の門下生でした。

略歴

関達也が囲碁に興味を持ったのは、小学5年生の頃。「ヒカルの碁」を読んで感銘を受け、囲碁の世界に足を踏み入れました。これは、同門の堀本満成と同様、プロ棋士を目指す者としては比較的遅いスタートでした。

囲碁教室に通い始め、メキメキと実力をつけていきます。2001年8月には、囲碁を始めてからわずか1年足らずで、新潟市立東青山小学校6年生として少年少女囲碁大会全国大会に新潟県代表として出場。しかし、この大会で後に同門となる田尻悠人に敗れています。

その後、大淵盛人から内弟子としての誘いを受け、神奈川県津久井郡相模湖町（現在の相模原市緑区）へ転居。同時に、日本棋院東京本院の院生となりました。

プロ棋士を目指し、院生として研鑽を積む日々が始まります。2003年には棋士採用冬季試験に挑みましたが、予選で敗退。翌2004年の冬季試験では院生上位の成績で臨んだものの、7位に終わり入段はなりませんでした。

しかし、諦めることなく努力を続け、2005年の棋士採用冬季試験で見事2位となり、1位の同門・堀本満成と共に入段を果たします。また、同年の夏季採用では、少年少女囲碁大会の優勝者であり、かつ同門の内田修平も入段。この年は、大淵門下によって関東の一般棋士入段が独占されるという快挙となりました。

昇段履歴

2006年：初段
2010年10月15日：二段（勝星規定）
2016年：三段

人物

関達也はその真摯な姿勢と、粘り強い棋風で知られています。プロ入り後も常に向上心を持ち、日々の研鑽を怠りません。また、少年少女囲碁大会での経験や、内弟子としての生活を通して培われた精神力も、彼の強さの源泉となっています。

外部リンク

日本棋院の関達也紹介ページのURL'>日本棋院の関達也紹介ページ

参考文献

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