堀本満成

堀本満成

堀本満成（ほりもと みつなり、1989年10月23日 - ）は、日本棋院関西総本部に所属する囲碁棋士。四段。山口県柳井市出身。

経歴

囲碁を始めたのは小学校5年生の頃と、プロ棋士としては遅いスタートであった。しかし、その才能はすぐに開花し、研鑽を積む。
妹もまた囲碁の強豪として知られ、全日本女子学生本因坊や全国高校囲碁選手権大会での優勝、全国高等学校総合文化祭囲碁部門団体戦2連覇のメンバーという輝かしい実績を持つ。

2001年8月、囲碁を始めて1年足らずで第22回少年少女囲碁大会全国大会に山口県代表として出場。2回戦で後にプロ入りする兆乾に敗れるも、その実力の一端を示した。この大会では、後に同期となる内田修平が優勝している。

その後、大淵盛人の誘いを受け内弟子となり、神奈川県津久井郡相模湖町へ転居。同時に日本棋院東京本院の院生となる。

2003年、院生上位として冬季棋士採用試験に臨むが、13位に終わる。
2004年、夏季棋士採用試験では5位、冬季棋士採用試験では6位と、あと一歩及ばず入段を逃す。

2005年、冬季棋士採用試験に13勝2敗の成績で挑み、1位の関達也に次ぐ2位となり、念願の入段を果たす。この年は、関・堀本・内田の3人が大淵門下であり、東京本院の一般棋士入段者を独占するという快挙を達成した。

2010年5月24日、当時最年少入段記録を塗り替えた藤沢里菜のプロ入り初対局の相手として、第20期竜星戦予選Bで対局。中押し勝ちを収め、藤沢の初対局初勝利を阻んだ。

2018年12月、日本棋院関西総本部に移籍し、現在に至る。

昇段履歴

2006年：初段
2009年2月1日：二段（賞金ランキングによる昇段）
2012年：三段（勝星規定による昇段）
2016年：四段（勝星規定による昇段）

外部リンク

日本棋院の堀本 満成 紹介ページ

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