阿部勝幸

阿部勝幸（あべ かつゆき）

阿部勝幸は、山口県出身の卓球選手であり、専修大学を経て協和発酵に所属し、1980年に現役を引退しました。彼の卓球人生は数多くの栄光に彩られており、国内外の大会で幾多の実績を残しています。

経歴

阿部は学生時代からその才能を示し、1971年には全日本学生卓球選手権でシングルスのタイトルを獲得しました。また、ダブルスでも藤原孝志選手とのペアで1970年と1971年の二年間連続で優勝し、その名を広めました。さらに、全日本卓球選手権大会でも数々の素晴らしい成績を収めています。1971年には混合ダブルスで阪本礼子選手とペアを組み、1971年から1972年にかけて2連覇を達成しました。

ダブルスにおいても強力なペアシップを発揮し、伊藤繁雄との楽団で1972年、そしてさらに阿部博幸とのペアで1976年と1977年に優勝を飾りました。また、シングルスでの1974年の優勝も彼の実力を証明するものです。

国際大会でもその実力を発揮し、阿部は世界卓球選手権の代表に3回選出されました。特に1971年の名古屋大会および1975年のカルカッタ大会ではダブルス部門でともにベスト4に進出し、世界的な舞台での競技者としても名を馳せました。

現役引退後、阿部は指導者としても専修大学の卓球部監督を務め、プレイヤーたちに卓球の技術や精神を伝える役割を果たしてきました。彼の経験と知識は、若手選手たちの成長に大いに寄与しています。

テレビ出演

阿部勝幸はその卓球技術を一般の視聴者に紹介するために、1982年と1983年にはNHK教育テレビの『テレビスポーツ教室』に出演しました。冒頭の1982年8月22日の放送では、卓球の戦型別の練習方法について解説し、次の1983年9月11日の回でも同様のテーマを持ち寄り、福島幸雄アナウンサーと共演を果たしました。これらの放送は、卓球の魅力を多くの人々に伝える機会となりました。

脚注

阿部勝幸の卓球選手としての歴史や影響力は、次世代の選手たちにも受け継がれています。彼の大会での戦績や指導者としての活動は、卓球界において欠かせない存在であり続けるでしょう。

関連項目

• - 卓球選手一覧
• - 専修大学の人物一覧

外部リンク

• - ABE Katsuyuki - ITTFプロフィール

阿部勝幸は、その卓球に対する情熱と献身によって、多くの若手選手に影響を与えており、今後もその足跡を辿る人々が増えていくことでしょう。

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