陸上自衛隊東北補給処

陸上自衛隊東北補給処について

陸上自衛隊東北補給処は、東北方面隊の兵站を担う重要な組織です。本処は仙台駐屯地に所在し、東北方面隊の隷下部隊が必要とする様々な物資の調達、保管、補給、整備、そしてそれらに関する調査研究を行っています。東北方面隊の活動を後方から支える、非常に重要な役割を担っています。

概要

東北補給処は、東北方面総監の指揮下にある機関で、処長は陸将補が務めています。本処は仙台駐屯地に置かれ、以下の支処を管轄しています。

船岡弾薬支処（船岡駐屯地）
反町弾薬支処（反町分屯地）
多賀城燃料支処（多賀城駐屯地）

これらの支処と連携し、武器、弾薬、車両、需品、化学器材、施設器材、通信器材、衛生器材など、多岐にわたる物資の調達、保管、補給、整備を行っています。

沿革

東北補給処は、その前身である「第1補給整備支援群」として、1956年1月に船岡駐屯地で編成されました。その後、1958年5月に北仙台駐屯地へ移転し、同年6月には「陸上自衛隊東北地区補給処」に改編されました。

1960年8月には、南北仙台駐屯地が合併し、仙台駐屯地が発足。1961年8月には多賀城燃料支処が、1962年8月には船岡弾薬支処が発足しました。

1998年3月には、「陸上自衛隊東北補給処」に名称が変更され、2018年3月には電計課が廃止され、装備計画部に統合されました。

組織編成

東北補給処は、以下の組織で構成されています。

東北補給処本処（仙台駐屯地）
総務部
調達会計部
装備計画部
補給部
整備部
船岡弾薬支処（船岡駐屯地）
反町弾薬支処（反町分屯地）
多賀城燃料支処（多賀城駐屯地）

主要幹部

主要幹部については、公式情報をご確認ください。

関連情報

補給統制本部: 陸上自衛隊の補給に関する統括機関です。
他の補給処: 北海道補給処、関東補給処、関西補給処、九州補給処などがあります。

外部リンク

* 東北補給処調達会計部



これらの情報から、陸上自衛隊東北補給処は、東北方面隊の活動を支える上で不可欠な組織であることがわかります。その歴史と組織、そして担う役割の重要性を理解することで、自衛隊の活動に対する理解を深めることができるでしょう。

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