陽電子リフレクター

陽電子リフレクター

陽電子リフレクター（ようでんしリフレクター）は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する架空の防御兵器です。この兵器の起源は、ユーラシア連邦が開発した「光波防御シールド」に遡ります。当初はこの国がその技術を独占していましたが、大西洋連邦からのモビルスーツ（MS）供与により、技術が譲渡され、独自の発展を遂げることとなりました。

陽電子リフレクターは、力場と陽電子を利用してビームシールドを形成します。この防御シールドは、ビームや実弾に対して高い防護力を発揮し、陽電子砲をも防ぐ能力があります。ただし、非常に性能が高い反面、サイズを小型化することが難しく、搭載できる機体は大型機種に制限されてしまいます。

搭載機・兵器

陽電子リフレクターを搭載した代表的な機体には以下のものがあります：

• - YMAF-X6BD ザムザザー
• - YMFG-X7D ゲルズゲー
• - TS-MB1B ユークリッド
• - GFAS-X1 デストロイ
• - ドレイク級（改修艦）
• - ネルソン級（改修艦）
• - メサイア

また、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』には「アルミューレ・リュミエール」という別の防御兵器が登場します。これは、ユーラシア連邦の要塞アルテミスに搭載された光波防御帯の技術を基盤に開発されました。CE71年後半に、ハイペリオンがロールアウトされ、この技術を用いたMS向けの「モノフェーズ光波防御シールド」が実用化されました。

ビームシールドの進化

ビームシールドという用語は、アニメ『ガンダムシリーズ』に登場する防御兵器の一つであり、特に『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』において重要な役割を果たしています。ビームシールドは、アルミューレ・リュミエールに基づいて改良を加えたものです。これにより、より高い防御性能が得られています。

ビームシールドを搭載した機体は多岐にわたり、以下の機体がその一部です：

• - ZGMF-XX09T ドムトルーパー
• - ZGMF-X20A ストライクフリーダム
• - ZGMF-X19A インフィニットジャスティス
• - ZGMF-X56S/θ デスティニーインパルス
• - ZGMF-X42S デスティニー
• - ZGMF-X666S レジェンド
• - MBF-P01-Re2 アストレイ ゴールドフレーム天ミナ（「オキツノカガミ」装備時）
• - CAT1-X（1〜3）/3 ハイペリオン
• - CAT1-XG（1〜12）/12 ハイペリオンG
• - GSF-YAM02 ガードシェル
• - MMF-JG73L ターンデルタ
• - MBF-P02 レッドフレームMJ
• - MWF-JG73 マーズジャケット
• - MVF-X08 エクリプスガンダム

これらの技術と兵器は、ガンダムシリーズの中でさまざまに発展し、続く世代のモビルスーツに受け継がれていきます。

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