雨待ち風

スキマスイッチ 6thシングル「雨待ち風」

「雨待ち風」は、スキマスイッチが2005年6月22日にリリースした6枚目のシングルです。初回生産限定盤と通常盤の2形態で同時発売され、初回盤には特典DVDが付属しました。

収録曲

全曲、スキマスイッチ自身が作詞・作曲を手掛けています。

1. 雨待ち風
カルビー「夏ポテト」CMソングとして起用されました。
大橋氏曰く「シンタワールド」全開の楽曲。
インディーズ時代に制作された「夏雲ノイズ」という楽曲が原点となっています。「夏雲ノイズ」は、インディーズ時代のミニアルバム『僕の話』や、ベストアルバム『POPMAN'S WORLD〜All Time Best 2003-2013〜』のボーナスCDに収録されています。
「夏雲ノイズ」というタイトルは、当時チーフディレクターが気に入っており、1stアルバムのタイトルとして採用されることになりました。
スキマスイッチがオフィスオーガスタとの契約のきっかけとなったのは、オーディションで演奏した「夏雲ノイズ」でした。
常田氏は「夏雲ノイズ」について、「（作った）4年前じゃ扱えなかった。曲はすごくいいけど、どう表現できるか分からなかった」と語っています。大橋氏も「自分たちの力量が足りなかった」とした上で、「雨待ち風」のリリースについて「経験が曲に追いついてきた」とコメントしています。
ミュージックビデオは、シングルバージョンとアルバムバージョンの2種類が存在します（アルバムバージョンは『空創クリップ』の初回特典DVDに収録されており、冒頭に数十秒の映像が追加されています）。

2. 青春騎士
「騎士」は「ナイト」と読みます。
楽曲の終了後には、スキマスイッチの二人の話し声が数秒間収録されています。

3. 安曇野にて (instrumental)
2011年には、この曲を元に中孝介と元ちとせのユニット「お中元」が「春の行人」を作曲しました。

4. 雨待ち風 (backing track)

初回特典DVD

1. 「雨待ち風」ビデオクリップ
佐藤めぐみさんが出演しています。
2. シングル「雨待ち風」を語る
3. 「安曇野にて」ロードムービー
4. スキマスイッチの旅 2005 in 白馬

7inchアナログ盤

2005年にリリースされた6thシングル「雨待ち風」のアナログ盤も存在します。スキマスイッチ自身が立ち上げたアナログ専門レーベル「KU-KAN RECORDS」からの第四弾リリース作品として、完全限定盤で発売されました。33回転仕様で、「アカツキの詩 / 君曜日」、「ユリーカ / きみがいいなら（from「TOUR 2012″musium”」）」との同時リリースでした。2020年2月～9月にリリースされた全25タイトルの「特典引換券」を集めて送ると、7インチ収納BOXがプレゼントされる企画も実施されました。

収録曲

全曲、スキマスイッチが作詞・作曲。

SIDE A
雨待ち風

SIDE B
* 青春騎士(ナイト)

カバー

Aimerが、2024年5月29日発売のトリビュート・アルバム『みんなのスキマスイッチ』で「雨待ち風」をカバーしています。

「雨待ち風」は、スキマスイッチの音楽的なルーツと進化を感じさせる、特別な一曲と言えるでしょう。

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