雪国観光圏

雪国観光圏：雪が育む文化と自然を体験する旅

一般社団法人雪国観光圏は、新潟県南部の魚沼地域と、群馬県、長野県との県境に位置する7市町村（魚沼市、南魚沼市、湯沢町、十日町市、津南町、みなかみ町、栄村）が連携し、地域活性化を目指す広域観光圏です。

雪国観光圏の設立と目標

「観光圏の整備による観光客の来訪及び滞在の促進に関する法律」に基づき、2017年11月28日に観光庁より日本版DMO（地域連携DMO）として正式に登録・認可されました。

具体的な目標
外国人観光客数を5年で2倍に増加
宿泊滞在者の連泊率を5年で20%以上向上
観光客の満足度を5年で85%以上に引き上げ

これらの目標達成のため、平成25年度には「雪国観光コンベンション協会」が設立され、地域一体となった観光振興に取り組んでいます。

雪国観光圏の主な事業

雪国観光圏では、以下の事業を中心に、地域の魅力を最大限に引き出すための様々な取り組みを行っています。

宿泊施設の魅力向上: 滞在型観光を促進するため、宿泊施設の質の向上や新たな魅力の発掘に力を入れています。
温泉の再発見: 地域に点在する温泉の魅力を再発掘し、温泉地としてのブランド力を高めます。
観光資源を活用したサービス開発: 雪国の豊かな自然や歴史、文化を活かした体験型観光プログラムを開発・提供します。
観光イベントの開発: 「ゆきぐに冬の陣」のような新しい雪国の祭りを創造し、観光客を惹きつけます。
歴史探訪と交流イベント: 三国街道などの歴史的なルートを巡るイベントや、地域住民との交流を深めるイベントを開催します。
食の魅力再発見: 雪国ならではの食文化を体験できるプログラムやイベントを企画します。
原風景活用ルート開発: 雪国の美しい原風景を満喫できる観光ルートを開発します。
スキー場の魅力向上: 雪質や景観に優れたスキー場の魅力をさらに高めるための取り組みを行います。
雪資源活用プログラム: 雪を活用した様々なアクティビティやイベントを企画します。
アウトドアの魅力向上: 雪国の大自然を満喫できるアウトドア体験プログラムを開発します。
人材育成: 観光ガイドの育成や雪国検定の実施などを通して、地域全体のおもてなし力を向上させます。
交通・移動の利便性向上: 二次交通の充実や観光案内の強化などを通して、観光客の移動をサポートします。
国際観光受け入れ基盤整備: 外国人観光客が快適に過ごせるよう、多言語対応や情報提供体制を整備します。
広報活動: 雪国観光圏の魅力を国内外に発信するための広報活動を展開します。

地域連携と推進体制

雪国観光圏では、各市町村が連携し、地域全体の観光振興に取り組んでいます。

雪国観光圏推進協議会: 会長は湯沢町長が務め、各市町村の代表や観光関係者などが参加し、観光振興に関する協議を行います。
事務局: 湯沢町、十日町市、南魚沼市、湯沢温泉旅館商業協同組合が事務局として、協議会の運営や事業の推進をサポートします。
分科会: 温泉宿泊、祭りイベント、食と産業連携、広報情報などの分科会を設け、各分野における課題解決や新たな取り組みを検討します。

各地の取り組み

各市町村では、それぞれの地域特性を活かしたまちづくり交付金事業などを実施し、雪国観光圏全体の魅力向上に貢献しています。

雪国観光圏へのアクセス

雪国観光圏へのアクセスは、上越新幹線や関越自動車道を利用するのが便利です。各地域内では、バスやタクシーなどの公共交通機関が利用できます。

雪国観光圏は、豊かな自然、温泉、食、歴史、文化など、多様な魅力にあふれた地域です。ぜひ一度、雪国観光圏を訪れて、雪が育む独自の文化と自然を体験してください。

雪国観光圏公式サイト

もう一度検索