雲仙市立南串第二小学校

雲仙市立南串第二小学校

雲仙市立南串第二小学校（うんぜんしりつ みなみぐしだいにしょうがっこう）は、長崎県の雲仙市南串山町に位置する公立の小学校です。愛称は「二小」で、地域に根ざした教育活動を展開しています。1874年にその前身である田ノ平小学校が開校し、2024年には150周年を迎えるという歴史ある学校です。

教育目標

本校の教育方針は「自ら学び、心豊かで、心身ともにたくましさのある子どもの育成」であり、子どもたちが主体的に学び、豊かな心を持ち、健康で強い体を作ることを目指しています。これを実現するため、教職員は一丸となって教育活動に取り組んでいます。

校章と校歌

校章は中央に「南二」という名称が縦書きで描かれており、シンプルながらも印象的なデザインとなっています。校歌は1946年に制定されており、作詞は松本瀧雄、作曲は内山平五郎によるものです。歌詞は全3番で、各番に校名が登場し、学校への愛着を深める要素が盛り込まれています。

校区と中学校区

学院は、雲仙市南串山町の多くの地区にわたっており、具体的には、溜水、上木場、西浜、水ノ浦、田ノ平、塚ノ山、中ノ場、坂上奥、谷間川、小竹木の各地区が含まれています。中学生は、雲仙市立南串中学校に進学します。

沿革

南串第二小学校の歴史は1874年まで遡ります。今年開校された田ノ平小学校は、当初は72名の生徒が在籍していました。その後、様々な名称変更や教育制度の改革を経て、1947年には現在の「南串山村立第二小学校」という名のもと、正式に新しい体制が確立されました。この間、校舎や設備の整備が進められ、学習環境は年を重ねるごとに充実していきました。

特に1958年には生徒数が709名を記録し、学校は繁忙を極めました。また、1987年には新校舎が完成し、さらに1988年には体育館やプールも設置されるなど、施設面でも充実してきました。

交通アクセスと周辺環境

南串第二小学校へのアクセスは良好で、最寄りのバス停は島鉄バスの「揚」バス停です。また、国道251号が近くにあり、交通の便も整っています。周辺には、雲仙市役所南串山総合支所や警察署、さらには南串山町ふるさと資料館などがあり、地域の中心的な存在となっています。

著名な出身者

この校舎からは、著名な出身者もおり、特に大相撲力士の諫誠章道（境川部屋）が知られています。こうした人材の育成も、本校の教育における重要な成果の一つです。

一般的に、雲仙市立南串第二小学校は地域に密着した活動を行い、学びの場としての役割を果たし続けています。歴史に裏打ちされた教育の伝統を活かしつつ、子どもたちの未来を見据えた教育を推進しています。

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