雷鳥 (お笑いコンビ)

雷鳥（らいちょう）

雷鳥は、富山県新湊市出身の実の姉弟で構成される日本のお笑いコンビです。彼らはワタナベエンターテインメントに所属しており、独自のスタイルとユーモアを携えたパフォーマンスで広く知られています。

略歴

姉弟は、NHKの「のど自慢」をきっかけに名を馳せ、そこで特別賞を受賞しました。その後、彼らは富山県内で「藤沢姉弟」としてリポーター活動を行っていましたが、さらなる高みを目指すために2009年に東京に上京しました。ワタナベコメディスクールの11期生として学び、2010年9月に卒業し、ワタナベエンターテインメントに所属することとなります。

コンビ名の「雷鳥」は、恩師の岩崎夏海のアドバイスを元に名付けられたもので、最終的には彼らの同期の占い師が決めました。お笑いの指導を受けたのは、岩崎夏海や桑原貞雄といった師匠たちで、ダンスに関してはまちゃあきから教えを受けました。

最初の半年間は、スクールのライブに出演できず、苦汁をなめる日々が続きました。しかし後半には、姉がネタの途中で水着になるというインパクトのあるパフォーマンスを展開し、大ブレイクを果たしました。卒業ライブでは、惜しくも準優勝となり、苦い思い出を胸に秘めたまま、新たなスタートを切りました。

近年の活動

2015年には北陸新幹線の開業を機に、富山を拠点とした活動をする方針を発表し、地元のイベントやライブにも積極的に参加しています。また、「とやまのライチョウサポート隊」として、ライチョウの保護活動にも関わっており、コンビ名に由来する感謝の気持ちを込めて、その保護活動に挑んでいます。

メンバー紹介

お姉ちゃん（本名：藤沢 さなえ）

• - 生年月日：1977年6月9日
• - 身長：162cm
• - 学歴：富山県立新湊高等学校、富山大学経済学部卒業

お姉ちゃんは、もともと新体操部に所属しており、華奢な体型で活躍していました。新体操では全国大会での出場経験もあり、その技術を生かして地域での普及活動に力を入れています。さらに、22年ぶりに現役復帰を果たし、日本国内最高齢の新体操現役選手としても活動しています。

趣味は映画観賞や旅行、将棋、登山など多岐にわたります。特技はピアノやトロンボーン、その他にも多くの資格を持ち、教員や保育士の経験もあります。

ゆういち（本名：藤沢 裕一）

• - 生年月日：1979年8月29日
• - 身長：172cm
• - 学歴：富山県立富山工業高等学校卒業

ゆういちはフリやネタ作りを担当しており、音楽や映画に強い関心を示しています。特技には横笛や太鼓、さらには獅子舞や様々な物真似があります。2020年には、友人との婚姻届を受理され、個人的にも幸せな瞬間を迎えました。

出演番組

雷鳥は数々のテレビやラジオ番組に出演しており、特に地元富山を代表するコメンテーターとしての活動が目立ちます。例えば、射水ケーブルネットワークの番組や、北日本放送のラジオ番組などが挙げられます。

まとめ

雷鳥は、実の姉弟によるユーモア豊かなコントやパフォーマンスを通じて、多くの人々に愛されています。前向きなエネルギーと地元への感謝を大切にしつつ、彼らはこれからも多様な活動を続けていくことでしょう。

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