青木菜な

青木菜々：多彩な活動を続けるベテラン声優

青木菜々（あおきなな）さんは、1960年2月17日東京都生まれの女性声優、ナレーターです。大沢事務所に所属しており、数多くのアニメ、ゲーム、ラジオ番組、テレビ番組などで活躍しています。

経歴とキャリア

青木さんは女子美術大学短期大学部を卒業後、声優としてのキャリアをスタートさせました。以前はアニマという事務所に所属していましたが、現在は所属事務所を大沢事務所に移し、第一線で活躍を続けています。

彼女の活動は多岐に渡り、テレビアニメ、OVA、ゲーム、ラジオ、テレビドラマ、バラエティ番組と、その活躍の場は実に広範です。ナレーションとしての仕事も多く、その落ち着いた声と高い表現力は、多くの視聴者・リスナーに支持されています。

代表作

特に有名な作品としては、1985年から放送されたテレビアニメ『魔法のスターマジカルエミ』で主人公・香月陽子役を演じたことが挙げられます。この作品は、彼女を広く知らしめるきっかけとなりました。同作品では、OVA『魔法のスターマジカルエミ　蝉時雨』、『魔法のスターマジカルエミ　雲光る』にも同じ役で出演しています。

他にも、アニメ『あんみつ姫』でのカステラ夫人役、『クーロンズゲート』でのシンバル女役など、個性的なキャラクターを演じ分けています。

ナレーションを務めた作品も多数あります。ラジオ番組『記憶の廃墟』、『Tokyo Copywriters' Street』、テレビ番組『サラリーマンNEO season6』、『人生が変わる1分間の深イイ話』、そしてドキュメンタリー映画『じゃあ、また来週!』など、幅広いジャンルの作品で、その確かな技術と表現力で作品に深みを与えています。

NHK教育テレビで放送された『中一理科』（1984年4月～）への出演や、川崎市青少年科学館の番組『メガスター星の詩　遠くを見たい』、『メガスター誕生物語』のナレーションなども彼女のキャリアを彩る重要な作品です。さらに、『白鳥の湖』の朗読や、『ラジオスターレストランへようこそ』のナレーションといった活動も行っており、その活動範囲の広さは特筆に値します。

まとめ

青木菜々さんは、長年に渡って声優・ナレーターとして第一線で活躍し続けているベテランです。アニメ、ゲーム、ラジオ、テレビなど様々な分野で高い評価を得ており、その落ち着いた声と表現力は多くの視聴者・リスナーを魅了し続けています。彼女が今後どのような作品で私たちを驚かせてくれるのか、今後の活躍にも期待が高まります。

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