青森県立八戸東高等学校

青森県立八戸東高等学校

青森県立八戸東高等学校（あおもりけんりつはちのへひがしこうとうがっこう）は、青森県八戸市類家一丁目に位置する歴史ある公立高等学校です。略称は「八東」と呼ばれ、地域に深く根付いた教育機関として知られています。

歴史の歩み

この学校の起源は1901年（明治34年）に設立された「青森県立第二高等女学校」にあり、1948年の学制改革により新制高等学校として再編されました。その後1950年に現在の校名に変更され、男女共学に向けた取り組みが始まりましたが、当初は男子の入学生が少なく、1969年には男子の在籍がなくなり完全な女子校となりました。

しかし、1995年に人文科が設置されて以降、再び男女共学がスタートし、1997年には普通科でも男女共学が導入されました。2021年には創立120周年を迎え、長い歴史の中で多くの学生が学び舎として賑わってきました。

教育課程と学科

現在の八戸東高等学校は、全日制課程として普通科と表現科の2つの学科があります。

• - 普通科は5学級で、定員は200名。
• - 表現科は1学級で30名の小規模なクラスが特徴で、言語表現や身体表現、映像機器、舞台芸術などの専門的な科目を学ぶことで、学生の個性と才能を引き出します。

校訓と校章

学校の校訓は、1968年に制定された「勉学・健康・優雅・協調」であり、この精神は学生の生活や学びに深く根付いています。校章は1997年に制定され、ゆりの木の若葉を図案化し、中央には「東高」の文字が縦書きで配置されています。

校歌と記念歌

校歌は1951年に成立したもので、作詞は石森延男、作曲は信時潔によるものです。歌詞は3番まであり、最後には校名「東高校」が登場します。また、創立90周年を記念して1991年に制定された記念歌「風に」もあり、作詞は宇藤敬子、作曲は伊藤千蔵によるもので、学校の歴史と伝統を体現しています。

進路支援

卒業生は多くが四年制大学を目指して進学し、高い進学率を誇っています。学校では進路指導が充実しており、生徒に様々な選択肢を提供しています。

部活動

八戸東高等学校では運動部と文化部があり、豊富な選択肢があります。運動部にはサッカー、バスケットボール、弓道などがあり、文化部には演劇、音楽、美術、書道など多様な活動があります。これにより、生徒は学業だけでなく、様々な経験を通じて自己成長を図ることができます。

アクセスと著名な卒業生

学校は、JR東日本八戸線の本八戸駅から徒歩18分の距離にあります。また、学校の卒業生には、政治に関与する著名な方々や、文化・芸能界で活躍する人材も多く、その魅力は多岐にわたります。

八戸東高等学校は、その歴史、教育方針、文化活動などにおいて、地域の人々に愛され続けいる学校です。

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