青森県立森田養護学校

青森県立森田養護学校

青森県つがる市森田町に位置する青森県立森田養護学校は、知的障害と肢体不自由のある児童生徒を対象とした公立特別支援学校です。地域社会との連携を深めながら、児童生徒一人ひとりの個性と能力を最大限に伸ばし、社会参加と自立を支援することを目標としています。

教育理念と目標

• - 校訓

- 健康
- 友情
- 努力

• - 教育目標

児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた適切な教育を行い、将来の自立と社会参加を目指して、その基盤となる「生きる力」を育成します。

• - 目指す児童生徒像

- 丈夫で元気な子ども
- みんなと仲よく協力する子ども
- 自分から進んで取り組み、やり遂げる子ども

• - スローガン

「太陽にむかってひまわりのように」

• - 校章

- 全体：夏の日差しに伸び立つひまわりのように健康で明るい生活ができる元気な子、ものごとをすすんでやれるたくましい子
- 花：花の一つ一つが集まって形づくられるひまわりのように子ども、教師、父母が子どものしあわせのため手をつなぎあった教育の姿
- 黒点：やがて結実がおとずれるひまわりのように日々の教育実践がやがて成就できることを信じてつくす努力と情熱

沿革

1967年 - 青森県立第二養護学校岩木分校として開設。
1971年 - 青森県立第三養護学校森田分校となる。
1973年 - 青森県立弘前養護学校森田分校となる。
1975年 - 青森県立森田養護学校として独立。
1989年 - 高等部を設置。
2014年 - 知的障害と肢体不自由の複数の障害種別に対応する特別支援学校となる。

学部紹介

小学部
学習を通して友達となかよく活動できる態度を身につけるとともに、日常の基本的な生活習慣の育成に努めています。
たていし愛児園・もりた保育園・つがる市立森田小学校・つがる市立向陽小学校との交流活動を行っています。
校外学習、宿泊学習、修学旅行を実施しています。
中学部
将来の社会的自立に向け、個別の教育的ニーズに応じた学習を行っています。
つがる市立森田中学校・森田地区老人クラブと交流及び共同学習を行っています。
校外学習、社会見学、宿泊学習、修学旅行を実施しています。
高等部
卒業後に必要な力を身につけるために、個々に対応した学習を行っています。
五所川原第一高等学校と交流学習を行っています。
校外学習、職場見学、産業現場等における実習、修学旅行を実施しています。
テーブルマナー講習なども行っています。

特色ある活動

高等部の生徒たちは、作品展「働く大人をめざして」で日頃の学習成果を発表したり、喫茶サービス班「喫茶それいゆ」として地域の方々との交流を深めたりしています。また、地域のお店と連携して、作品の展示や販売なども行っています。

高等部作品展「働く大人をめざして」　場所：A-FACTORY
高等部喫茶サービス班「喫茶それいゆ」　場所：本校、つがる市生涯学習交流センター「松の館」
不定期での作品展、販売など　場所：花のある暮らしViola、弘前シードル工房ｋｉｍｏｒｉ、カフェ・ルーラル （Cafe Rural）

年間行事

運動会や森養祭などの学校行事に加え、イオンモールつがる柏でのふれあい作品展など、地域との交流を深める行事も行っています。

運動会
森養祭
ふれあい作品展　場所：イオンモールつがる柏
修学旅行

アクセス

JR東日本
JR五能線、陸奥森田駅よりタクシーで10分（要事前予約）
弘南バス
五所川原バスターミナル - 鰺ヶ沢線、上大館バス停留所より徒歩30分
弘前バスターミナル - 十腰内線、天長園バス停留所より徒歩20分
弘前バスターミナル - 鰺ヶ沢線、建石バス停留所より徒歩15分

多くの児童生徒は、保護者の送迎や送迎サービスを利用して通学しています。また、隣接する森田学園（障害児入所施設）からの通学もあります。

周囲の環境

学校は西北五広域福祉事務組合森田学園に隣接しており、地域との連携を大切にしています。

関連情報

青森県特別支援学校一覧
青森県立森田養護学校
* 福祉型障害児入所施設 森田学園（西北五広域福祉事務組合ウェブサイト）

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