青森県立青森工業高等学校

青森県立青森工業高等学校について

青森県立青森工業高等学校は、青森市の馬屋尻に位置する県立の工業高等学校で、略称として「青森工業」や「青工」と親しまれています。本校は1913年に設立された青森市立工業徒弟学校が起源となり、2013年に100周年を迎えました。これまでの長い歴史の中で、地域の技術教育を担い続けています。

設置課程と学科

本校では、以下の6つの学科を設置しています。

• - 機械科（M）
• - 電気科（E）
• - 電子科（C）
• - 情報技術科（S）
• - 建築科（A）
• - 都市環境科（U）

これらの専門的な学科は、実践的な技術を身につけることを重視しており、学生たちはさまざまな分野の技能を学ぶことができます。

校訓と校歌

校訓は「協和・創造・勤労」であり、これに基づいて学生は協力し合いながら自己成長を目指しています。また、1952年に制定された校歌は、創立40周年を記念して作られましたが、実際に全ての歌詞を歌う機会は少ないため、1番と3番が主に歌われています。

進路と男女比

進路に関しては、約50%が就職、40%が進学、10%がその他となっており、特に国立大学への推薦入試を利用して進学する生徒が多くいます。地元の弘前大学をはじめとした大学へ進む卒業生も毎年いますが、私立大学への進学も一般的です。全体的に見ると男子が多い傾向がありますが、建築科や都市環境科には相対的に女子の比率が高い状況です。

歴史の歩み

青森県立青森工業高等学校は、長い歴史の中でさまざまな変遷を経てきました。1913年の開校以来、学校名や設置科の変更がありながらも、常に地域の工業教育の中心として発展してきました。1948年には新制高等学校として新たにスタートし、今日までに多くの育成者を輩出しています。最近では、2023年に電子機械科、2024年に定時制工業技術科の廃止が予定されており、教育内容も着実に進化しています。

部活動と生徒の活躍

部活動では、ラグビー部やバスケットボール部などの運動部が好成績を収める一方、文化部でも意欲的に活動しています。特に写真部は全国大会にも出場し、放送部はNHK杯全国高校放送コンテストでの優秀な成績が印象的です。工業クラブでは、独自のプロジェクトや地域イベントへの参加も積極的に行っています。

アクセスと地域とのつながり

青森工業高校は、青い森鉄道線の野内駅や市バスを利用することでアクセスが可能です。地域との密接なつながりを大切にしながら、今後も地域貢献に努めていく学校です。青森県内外から多くの生徒が集まり、優れた技術者を目指し日々学びを深めています。

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