青森県立鶴田高等学校

青森県立鶴田高等学校

青森県立鶴田高等学校は、青森県北津軽郡鶴田町に位置していた県立高等学校です。略称は「鶴高」（つるこう）として親しまれていました。2021年に募集を停止し、2023年3月31日に閉校しました。

概要

鶴田高校は、1951年に設置された「青森県板柳高等学校六郷分校」を前身としています。幾度かの分校統合を経て、1974年に青森県立五所川原高等学校から独立し、現在の校名となりました。2011年には創立60周年を迎え、地域に根ざした教育活動を展開してきました。

教育課程

全日制課程に普通科を設置しており、2年次からは普通コースと国際教養コースに分かれて、生徒の進路希望に応じた学習指導を行っていました。

校訓・標語

校訓: 誠実・自律・力行
学校標語: 師弟和熟

校章・校歌

校章は、二羽の鶴が寄り添ってはばたく姿を図案化したもので、中央に「高」の文字が配置されています。校歌は、山下正義作詞、本間雅夫作曲で、歌詞には「鶴田高校」という校名が各番に登場します。

沿革

1951年（昭和26年）10月1日 - 青森県板柳高等学校六郷分校として設置
1963年（昭和38年）4月1日 - 青森県立五所川原高等学校鶴田分校に改称
1974年（昭和49年）4月1日 - 青森県立鶴田高等学校として独立
1992年（平成4年）4月1日 - 普通科に国際教養コースを設置
2021年（令和3年）3月 - 五所川原工業高校との統合により募集停止
2023年（令和5年）3月31日 - 閉校

閉校後の跡地

閉校後、鶴田高校の土地と建物は鶴田町に無償譲渡され、学校法人下山学園が運営する五所川原商業高等学校が移転しました。

部活動

運動部

硬式野球部
弓道部
バレーボール部
バドミントン部
テニス部
バスケットボール部

文化部

JRC部
商業研究部
合唱部

交通アクセス

JR東日本五能線陸奥鶴田駅から徒歩約13分
* 弘南バス五所川原 - 弘前線「鶴田駅通り」バス停下車後、徒歩約16分

青森県立鶴田高等学校は閉校しましたが、その歴史と伝統は、卒業生や地域住民の心に深く刻まれています。

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