青森県道23号本八戸停車場線

青森県道23号本八戸停車場線は、青森県八戸市に位置する主要地方道であり、本八戸駅と国道340号を結ぶ重要な役割を担っています。この路線は、地元では「本八坂」とも呼ばれ、長横町通りや寺横町通りと並び、八戸市中心市街地の南北を貫く主要な通りとして機能しています。

路線の特徴

本八戸停車場線は、本八戸駅を起点として南へ進み、三日町交差点で国道340号および青森県道251号妙売市線と交わります。終点では、市街地の東西を横断する国道340号と接続しますが、この区間の国道340号は東行きの一方通行となっています。西へ向かう場合は、一本南側の八戸市道上組町湊線を利用することになります。

歴史

本八戸停車場線の歴史は古く、1954年（昭和29年）に建設省（現在の国土交通省）によって主要地方道として指定されました。その後、1961年（昭和36年）には青森県が主要県道として認定しています。1971年（昭和46年）には、八戸駅（初代）が本八戸駅に改称されたことを受け、路線名も主要地方道本八戸停車場線に変更されました。1993年（平成5年）には、建設省によって再び主要地方道として指定され、1994年（平成6年）には整理番号が23に変更されました。

récente の道路改修

本八戸駅前では、本八戸停車場線の起点と沼館方面からの道路との接続がクランク状になっており、交通渋滞が頻繁に発生していました。この問題を解消するため、八戸市都市計画道路3・5・1号沼館三日町線の整備の一環として、龗神社付近の交差点から本八戸停車場線を付け替え、接続部を直線化する工事が行われました。この改良工事により、2022年12月25日午後1時に新しいルートが開通し、交通の円滑化が期待されています。

地理と周辺施設

本八戸停車場線は、以下の道路と交差しています。

国道340号
青森県道251号妙売市線

沿線には、以下の施設があります。

JR八戸線本八戸駅
三八城公園（八戸城跡）
八戸市公会堂
八戸市庁
八戸商工会議所
青森みちのく銀行八戸支店
八戸グランドホテル
さくら野百貨店八戸店

特に、三八城公園は八戸城跡であり、本八戸停車場線はその軟弱地盤である堀割を利用して建設されています。この地域は歴史的な背景を持ち、観光スポットとしても重要な役割を果たしています。

本八戸停車場線は、八戸市の交通網において重要な役割を果たしており、市民生活や経済活動を支える基盤となっています。道路の改修や沿線施設の充実により、今後ますますその重要性が高まることが期待されます。

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