青葉台駅

青葉台駅（あおばだいえき）

青葉台駅は、神奈川県横浜市青葉区青葉台一丁目に位置する、東急電鉄田園都市線の駅です。この駅は急行と準急が停車する重要な交通拠点として、日々多くの利用者に愛されています。駅番号はDT20で、青葉台駅の近隣には青葉台東急スクエアが併設されており、買い物や食事を楽しむことができます。

歴史

青葉台駅は1966年4月1日に開設されました。開設当初から多くの機能を備え、1990年から1992年にかけては駅舎の改築やバスターミナルの改良工事が行われました。2000年9月には、中央林間方面へのホームに新たにスクエア口が設置されました。これにより、従来の改札口の名称が変更され、利用者にとってわかりやすいような工夫が施されました。

同年11月には、青葉台リクレが青葉台アネックスおよび青葉台東急百貨店と共に「青葉台東急スクエア」として開業し、その名の通り商業施設が充実しました。2022年には定期券売り場が営業を終了しています。

駅名の由来

青葉台駅の駅名が「青葉台」と決定されたのは1965年9月のことです。当初の仮称は「成合駅」でしたが、実際の設置予定地は恩田町でした。駅名は緑豊かな街の開発を願って決定され、開業翌年には周辺の地名も青葉台として正式に名付けられました。

駅構造

青葉台駅は、2面2線の相対式ホームを持つ地上駅です。傾斜地に設置されているため、東側は掘割式となり、西側は高架式になっています。改札口は1階に「中央口」と、下りホーム直結の「スクエア口」があり、両改札口はバリアフリー対応の構造になっています。トイレは改札内にあり、多機能トイレも設置されています。

この駅は、あざみ野管内に位置し、急行停車駅でありながら駅長が配置されていないという特色を持っています。以前は青葉台管区が存在していたため、駅長がいた時期もありました。

利用状況

2023年度のデータによると、青葉台駅の1日平均乗降人員は96,457人であり、田園都市線の中では長津田駅に次いで第6位となっています。特に東急電鉄の単独駅の中では最も多い乗降人員を記録しており、地元住民や通勤・通学者にとって欠かせない存在となっています。

駅周辺

青葉台駅の周囲には青葉台東急スクエアなど、様々な商業施設や娯楽施設が揃っています。フィリアホール（青葉区民文化センター）も近くに位置しており、多くの地域イベントが開催されています。駅から少し離れると住宅街が広がり、地域の人々にとっても便利な場所です。

ここにある公共施設には、青葉台公園や桜台公園、横浜市立青葉台中学校など多くの施設があります。商業施設も豊富で、安価でリーズナブルな商品を提供する店舗が立ち並んでいます。

また、バス路線が駅の北側と南側に広がっており、周辺の大規模団地や他の主要な駅へのアクセスが便利です。

青葉台駅はその利便性から、多くの住民に利用され続けており、地域の中でも重要な役割を果たしています。

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