青野ひかる

青野ひかる - 格闘技界の多才な選手

青野ひかる（あおの ひかる）は、1993年3月16日生まれの静岡県出身の格闘家である。彼女は主にレスリング、柔術、そして総合格闘技の分野で活躍しており、現在はストライプル新百合ヶ丘に所属している。青野は、総合格闘家の渡部修斗との結婚を果たし、家庭とスポーツの両立を図っている。彼女のキャリアと成果について詳しく見ていこう。

来歴

青野は中学校時代にレスリングを始め、2007年にはドン・キホーテ杯全日本ビーチ選手権の中学生軽量級で準優勝の成績を収めた。その後、静岡県立焼津中央高等学校での3年間では、全国高等学校女子レスリング選手権大会に毎年出場し、成長を遂げた。さらに日本大学文理学部に進学し、同大学のレスリング部でトレーニングを重ねた。2012年には東日本学生女子選手権48kg級で準優勝の実績を残し、2013年には同じ大会で優勝を飾った。

2014年には全日本社会人レスリング選手権大会48kg級で優勝し、同年のアジア・ビーチゲームズではビーチレスリング女子50kg級で金メダルを獲得するという素晴らしい成果を収めた。これに続いて、2016年にも同大会で銅メダルを手にしている。

総合格闘技への転身

青野は2017年に総合格闘技の世界に転身し、第24回全日本アマチュア修斗選手権のストロー級で優勝を果たした。国際大会でも実績を残し、アゼルバイジャンのバクーで開催されたグラップリング世界選手権53kg級では銅メダルを獲得。12月からは女子総合格闘技「DEEP JEWELS」にアトム級で参戦し、初戦となる「DEEP JEWELS 18」で佐藤絵実と対戦。結果は2ラウンド腕十字で敗れたが、その後2018年の「DEEP JEWELS 19」では桐山安奈を相手に判定勝利を収め、名を馳せた。

人物像と実績

青野は格闘技以外にも多彩な才能を持っており、TBSの「SASUKE」に出演した経験もある。彼女の戦績はレスリングだけでも非常に多く、以下に一部を挙げる。

• - 2010年 全日本女子オープン選手権高校生の部46kg級 優勝
• - 2012年 JOC杯ジュニア48kg級 準優勝
• - 2014年 アジア・ビーチゲームズ・ビーチレスリング女子50kg級 金メダル
• - 2018年 第21回全日本コンバットレスリング選手権女子アダルトオープン 優勝

また、柔術やグラップリングにおいても数々の成果を上げており、2018年にはJJFJヒクソン・グレイシー杯で優勝を収めた。

今後の展望

青野ひかるは、家庭とスポーツの両立を大切にしながら、さらなる挑戦を続けている。彼女の努力と挑戦は多くのファンに勇気を与え、今後の活躍が期待される。青野の成長と挑戦の日々は、彼女を応援する人々にとって大きな魅力であり続けるだろう。彼女が次にどのような舞台で輝きを放つのか、注目が集まる。

もう一度検索