青野和人

青野和人：プロバスケットボール選手、そして名コーチへの道

青野和人氏は、1976年4月28日生まれ、長野県出身のプロバスケットボール選手、そして指導者です。現役時代はガードとしてコートを駆け巡り、その背番号21は多くのファンの記憶に残っています。身長181cm、体重75kgという体格で、彼はバスケットボールの世界で独自の足跡を残しました。

プロキャリアの幕開け

青野氏は、東海大三高校から京都産業大学へと進学し、バスケットボールの腕を磨きました。1999年には大日本印刷イーグルスに入団し、プロとしてのキャリアをスタートさせますが、チームは1シーズンで廃部となってしまいます。その後、クラブチームであるGSPABL、ブロンコスクラブを経て、彼は新たな挑戦の舞台を求めました。

bjリーグでの挑戦と引退、そしてコーチへ

2005年、青野氏はbjリーグに参入した埼玉ブロンコスに入団します。選手として2年間プレーした後、2007年に現役を引退。しかし、彼のバスケットボールへの情熱は冷めることなく、引退と同時にデービッド・ベンワーヘッドコーチの下でアシスタントコーチに就任し、指導者としての道を歩み始めました。

京都ハンナリーズでの指揮

2009年、青野氏は学生時代を過ごした京都に新しく誕生した京都ハンナリーズに、ベンワーヘッドコーチと共にアシスタントコーチとして迎えられました。シーズン終盤には、ベンワーヘッドコーチの休養に伴い、ヘッドコーチ代行としてチームを指揮。その手腕が評価され、シーズン終了後には正式にヘッドコーチに就任しました。

さらなる挑戦：リンク栃木ブレックス、そして越谷アルファーズへ

2011年、青野氏はJBLの強豪、リンク栃木ブレックスのアシスタントコーチに就任します。2012年3月12日には、ブルース・パーマーヘッドコーチの解任を受け、ヘッドコーチ代行として再びチームを率いることとなりました。その後、2013-14シーズンからはNBDL（現B3リーグ）の大塚商会アルファーズ（現越谷アルファーズ）のヘッドコーチに就任。2016年のBリーグ発足後もチームを指揮し続け、埼玉県越谷市へのホームタウン移転、そしてプロクラブ化という大きな変革期を乗り越え、2018-19シーズンにはB2リーグ昇格という輝かしい成果を達成しました。2019-20シーズンもヘッドコーチとしてチームを率い、その後、2020-21シーズンからは越谷アルファーズのGM兼アソシエイトコーチとして、チームを支えています。

青野和人の足跡

青野和人氏は、選手、そしてコーチとして、日本のバスケットボール界に多大な貢献をしてきました。彼の情熱とリーダーシップは、多くの選手やファンに影響を与え続けています。

経歴

東海大三高校
京都産業大学
大日本印刷イーグルス
GSPABL
ブロンコスクラブ
埼玉ブロンコス

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