静岡市立南中学校

静岡市立南中学校の概要

静岡市立南中学校は、静岡県静岡市駿河区宮竹二丁目にある公立中学校で、駿河区の南部に位置しています。学校は、周辺の自然に恵まれた環境にあり、近くには駿河湾や日本平があります。学区は下島から久能山東照宮にかけて、約7キロメートルの長さがあり、通学距離としては約6キロメートルになることもあります。また、学校のすぐ南西にはNHKの赤い鉄塔があり、地域のランドマーク的存在となっています。生徒たちは2007年度に新調された水色に黒のラインが入ったジャージを着用しており、学校らしさを感じさせます。

テニス、卓球、剣道、バレーボールなど、スポーツ活動にも力を入れており、生徒が意欲的にチャレンジできる環境が整っています。

沿革

この学校は1980年に、静岡市立高松中学校から学区が分割され、新たに設立されました。初年度には6クラス265名の生徒が入学し、当初の校舎は職員室や特別教室も含む基礎的な施設が整備されました。その後、学校設備の整備が続き、1981年には新たな体育館やさらに多くの教室が完成しました。

学校の伝統として生徒会が作成した歌「我等未来の開拓者」が1981年に発表されたことからも、校内の教育活動が活発に行われていたことが伺えます。1982年頃には校歌と校旗の制定式が行われ、多くの来賓を迎えて盛大に祝われました。

1988年には、入学者数の調整のために転出があり、1999年には髪型の自由化が実施されました。2007年には生徒のジャージが新しくなり、同年には体育祭が復活し、以降「駿風祭」として親しまれています。2019年には創立30周年を迎え、さらなる発展を誓いました。

アクセス

学校へのアクセスは、しずてつジャストラインの県立病院高松線の「登呂コープタウン」停留所から、徒歩5分ほどの距離にあります。公共交通機関を利用して通学する生徒も多く見られます。

学校の学区

南中学校の学区には、宮竹小学校、大里東小学校、及び久能小学校が含まれています。これらの小学校から多くの新入生が同校に進学しています。

著名な出身者

この学校の卒業生には、プロ野球選手の工藤祐二朗や、講談師の田辺鶴遊、長距離走選手の萩原歩美がいます。彼らはそれぞれの分野で活躍しており、南中学校の教育の成果を示しています。

静岡市立南中学校は、地域に根ざした教育を行い、努力を重ねてきた歴史ある学校です。これからも多くの生徒たちがここで成長していくことでしょう。

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