静岡県道62号浜松雄踏線

静岡県道62号浜松雄踏線

静岡県道62号浜松雄踏線は、浜松市中央区の県居地区を起点とし、同区の雄踏地区に至る、全長約14kmの主要地方道です。通称「雄踏街道」として地域住民に親しまれています。この道路は、浜松市内の東西を結ぶ重要な幹線道路としての役割を担っています。

概要

近年、交通量の増加に伴い、道路の拡幅工事が実施されました。特に、西伊場町から西側の区間は、従来の道路を拡幅するのではなく、新たに道路を敷設する形で整備されました。この拡幅により、片側2車線、合計4車線の道路となり、交通の流れが円滑になりました。拡幅工事以前は交通量が非常に多かったため、拡幅後、旧道区間の交通量は大幅に減少し、以前よりも安全で快適な通行が可能となりました。

遠州鉄道のバス路線は、この県道をほぼ直線で運行していますが、拡幅後も旧道区間を経由するルートに変更はありません。

路線データ

陸上距離：14.0km
起点：浜松市中央区成子町（国道257号交点）
終点：浜松市中央区雄踏町宇布見（宇布見橋北交差点、静岡県道49号細江舞阪線交点）

歴史

1960年（昭和35年）4月1日 - 静岡県道として認定
1976年（昭和51年）7月13日 - 路線番号が324号から62号に変更
1993年（平成5年）5月11日 - 主要地方道に指定
1998年（平成10年） - バイパス道路の一部が開通（西伊場町 - 入野町東部）
2000年（平成12年）頃 - イオン浜松西ショッピングセンター東側までバイパス道路延伸
2002年（平成14年） - 入野町（柏原上島線）で延伸。また、東伊場での拡幅工事が本格化
2004年（平成16年）夏頃 - 浜名湖花博開催に合わせ、バイパス道路が全線開通

路線状況

別名：雄踏街道（浜松市）

地理

通過する自治体：浜松市（中央区）

交差する道路

国道257号（浜松市中央区成子町、起点）
都市計画道路鴨江倉松線（浜松市中央区西伊場町、西伊場町交差点）[通称：オレンジストリート]
静岡県道326号高塚停車場入野線（浜松市中央区入野町・入野小学校南交差点）
都市計画道路柏原上島線（浜松市中央区入野町・帰帆橋南交差点）
静岡県道65号浜松環状線（浜松市中央区志都呂二丁目・南九領橋交差点）
静岡県道49号細江舞阪線・静岡県道325号宇布見浜松線（浜松市中央区雄踏町・宇布見橋北交差点、終点）

沿線施設

東海旅客鉄道浜松工場
浜松商工会議所
イオン浜松西ショッピングセンター
東京インテリア家具浜松店
イオンモール浜松志都呂


この道路は、地域住民の生活を支えるだけでなく、経済活動にも重要な役割を果たしています。沿線には商業施設や公共施設が点在し、多くの人々が利用しています。特に、バイパス道路の全線開通により、交通の利便性が向上し、地域全体の活性化に貢献しています。

関連項目

静岡県の県道一覧

もう一度検索