静岡県道67号静岡清水線

静岡県道67号静岡清水線

静岡県道67号静岡清水線は、静岡市葵区から清水区へと至る、全長約11.6kmの主要地方道です。この路線は、地域住民にとって重要な交通路であり、通称「北街道」として広く知られています。しかし、清水区内においては、実際の「北街道」と呼ばれる区間と県道67号の区間は一部異なり、注意が必要です。

概要

2005年2月10日、葵区南瀬名町から瀬名川一丁目間のバイパス区間が開通しました。この開通に伴い、従来の北街道のバイパス区間が県道の本線となり、旧北街道（葵区沓谷二丁目から瀬名川一丁目間）は市道へと変更されました。路線バスは現在も旧道を経由していますが、2007年6月16日に運行を開始した新静岡 - 新宿駅間の高速バス「駿府ライナー」は、バイパス区間を経由しています。

愛称「北街道」について

「北街道」という愛称は広く知られていますが、清水区内では県道67号の区間と一致しない部分があります。具体的には、清水区天王町から高橋町、西久保などを経由して辻一丁目に至る市道が、「北街道」と呼ばれています。

路線データ

起点：静岡市葵区追手町（江川町交差点、静岡県道27号井川湖御幸線交点）
終点：静岡市清水区天神2丁目（江尻大和交差点、国道1号・静岡県道54号清水停車場線交点）
総延長：11.6km
愛称：北街道（ただし、清水区天王町以東の「北街道」は、この路線とは異なる）、花の木通り（清水区天王町 - 江尻大和交点）

歴史

1960年（昭和35年）4月1日：認定。
1982年（昭和57年）10月30日：路線番号が200号から67号に、路線名が静岡千代田清水線から静岡清水線にそれぞれ変更。
1993年（平成5年）5月11日：建設省から、県道静岡清水線が静岡清水線として主要地方道に指定。

地理

通過する自治体：静岡市（葵区 - 清水区）

交差する道路

静岡県道27号井川湖御幸線（静岡市葵区追手町、起点）
静岡県道354号静岡環状線（静岡市葵区水落町・水落交差点）
静岡県道74号山脇大谷線（静岡市葵区沓谷五丁目・沓谷5丁目南交差点）
静岡県道201号平山草薙停車場線（静岡市葵区瀬名川・瀬名川西交差点）
静岡県道201号平山草薙停車場線（静岡市葵区瀬名川・瀬名川交差点）
国道1号 静清バイパス 鳥坂IC（静岡市清水区鳥坂・鳥坂I.C.交差点）
国道1号・静岡県道54号清水停車場線（静岡市清水区天神二丁目、終点）

沿線

沿線には、住宅地や商業施設が点在しており、市民生活を支える重要な道路となっています。

まとめ

静岡県道67号静岡清水線は、静岡市の主要な動脈の一つとして、地域住民の生活に密接に関わっています。その歴史や路線状況を理解することで、より安全で快適な利用ができるでしょう。

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