韮澤雄也

韮澤 雄也（にらさわ ゆうや）

韮澤雄也は2001年5月20日に新潟県魚沼市で生まれたプロ野球選手で、広島東洋カープに所属する内野手です。右投げ左打ちで、彼の才能は小学生時代から注目されていました。

経歴

プロ入り前

小学1年生の頃から新潟南リトルで野球を始め、魚沼市立堀之内中学校では新潟シニアに所属しました。中学2年生の時には日本選手権に出場し、3年生にはジャイアンツ杯に挑戦するなど、若い頃から実力を示していました。彼の高校は花咲徳栄高等学校で、ここでも抜群の活躍を見せました。1年生の春からチームに名を連ね、夏の全国高等学校野球選手権大会では控え選手として、埼玉県勢初の全国制覇を経験しました。また、他高校との差をつける打撃力を持ち、高校通算16本塁打を記録しました。

さらに彼はU-18ワールドカップの日本代表として活躍し、全試合で一塁手として出場し、打率.345、4打点を記録し、ベストナインにも選出されました。

2019年のプロ野球ドラフトで、広島東洋カープから4巡目で指名を受け、11月には4000万円の契約金、500万円の年俸で入団することが決まりました。

広島時代

2020年シーズン、韮澤はウエスタン・リーグで68試合出場し、打率.229、13打点を記録しました。守備に関しては遊撃、二塁、三塁を守りながらも、全年間で高い守備率を記録しました。

翌2021年には出場試合数が74に増え、打率も.255に向上し、本塁打を4本放ちました。2022年には5月3日、読売ジャイアンツ戦で一軍初出場を果たし、8月17日には初先発として中日ドラゴンズ戦に出場しました。8月21日にはプロ初安打も達成し、勢いに乗るかに思えた矢先、7試合出場で打率.100という結果に終わりました。

2023年、韮澤はとうとう開幕一軍に選ばれ、シーズン開幕以来初の敬称を受けることができました。4月28日の中日ドラゴンズ戦ではサヨナラ勝利を決定づける押し出し四球を選び、プロ初打点を記録しました。その後も一軍に留まりましたが、7月3日に登録抹消となるも、9月にはウエスタン・リーグで打率.366を記録し、ファームの月間MVPを受賞しました。シーズンを通して一軍では打率.140という苦しい時期が続いたものの、二軍では安定した成績を残しました。

選手としての特徴・人物

韮澤は巧みなバットコントロールを持ち、広角に打ち分ける打撃力と堅実な守備が持ち味の選手です。そのキャラクターから、多くの愛称が付けられており、特に「ニラ」「ニラレバ」などの名前で親しまれています。また、魚沼市にある実家は米農家を営んでおり、祖父母はコシヒカリの栽培を行っています。彼の背景もまた、地域色豊かな存在となっています。

詳細情報

年度別打撃成績

年度別守備成績

記録

• - 初出場・初打席：2022年5月3日、対読売ジャイアンツ戦
• - 初先発出場：2022年8月17日、対中日ドラゴンズ戦
• - 初安打：2022年8月21日、対横浜DeNAベイスターズ戦
• - 初打点：2023年4月27日、対中日ドラゴンズ戦

背番号

54（2020年 - ）。

韮澤雄也の今後の成長に期待が寄せられており、これからの活躍も楽しみです。

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