須崎くろしお病院

須崎くろしお病院の概要

須崎くろしお病院は、高知県須崎市に所在する医療法人五月会が運営する医療機関です。この病院は地域の医療ニーズに応えるため、様々な診療科を提供しており、特に緩和ケアに力を入れています。病院内には10床の緩和ケア病棟があり、患者様が快適に過ごせる環境を整えています。また、高知県の災害拠点病院としても指定されており、災害時には迅速な医療支援を行うことが求められています。病院にはDMAT（災害派遣医療チーム）が所属しており、災害時の医療行動を支援しています。

沿革

須崎くろしお病院は1985年に50床で開院し、最初は外科、内科、整形外科、小児科、放射線科の診療が行われていました。その後、1986年に20床を増床し、1987年には脳神経外科の開設と増築により、合計110床に拡大しました。1988年にはリハビリテーション科、眼科、耳鼻咽喉科を新たに開設し、特定のニーズに応える医療体制を整えました。

1990年には医療法人五月会が設立され、その後の数年間で介護老人保健施設や訪問看護ステーションの開設が進められました。1996年には高知県から災害医療支援病院としての指定を受け、その役割を果たしています。また、病後児保育所や新しい診療科の追加を経て、2000年には新館が増築され、さらなる患者受け入れ体制の強化が図られました。

2003年に回復期リハビリテーション病棟が開設され、質の高いリハビリテーションを提供できる体制が整いました。その後、2004年には総合リハビリテーション部門がスタートし、医療技術の向上を目指しました。2007年には緩和ケア病棟が新たに開設され、病院内での緩和医療の重要性が高まりました。

近年では、電子カルテ制度など最新の医療システムの導入が進められ、病院の機能向上が図られています。2020年には病床数が160床から158床に変更され、患者様に対する医療提供の質を維持しつつ、地域に密着した医療を実践しています。

診療科

須崎くろしお病院では複数の診療科が設置されています。総合診療科、内科、外科、整形外科、脳神経外科、眼科、小児科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、皮膚科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科と多岐にわたる専門の医療を提供し、地域住民に信頼される医療サービスを展開しています。

アクセス

病院へのアクセスは、JR四国土讌線の多ノ郷駅から徒歩約5分と非常に便利です。地域の方々はもちろん、外から訪れる患者様にもアクセス良好な立地に位置しています。

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須崎くろしお病院は、その豊富な医療経験と確かな医療提供体制をもって、地域医療に貢献し続けています。さまざまな医療ニーズに応えるため、今後も進化を遂げていくことでしょう。

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