飯島夕雁

飯島夕雁（いいじま ゆかり）

飯島夕雁は、1964年5月19日生まれの日本の政治家です。かつては衆議院議員として1期を務めました。

略歴

東京都で生まれた飯島氏は、1983年に高校を卒業後、小金井市で就職しました。働きながら中央大学商学部貿易学科の夜間部に通い、1988年3月に卒業しました。

その後、編集者、東京都港区職員、病院職員などを経て、2002年に日本最小の地方自治体である東京都青ヶ島村の教育長公募に合格。同年4月から約3年間、青ヶ島村教育長を務めました。

2005年、第44回衆議院議員総選挙に北海道10区から自由民主党公認で出馬しました。北海道10区には地縁がなく、当時の小泉純一郎首相が成立に尽力した郵政民営化法案に反対した山下貴史衆議院議員に対する、いわゆる「刺客」としての擁立でした。選挙区では民主党の小平忠正氏、無所属で出馬した山下氏に及ばず、比例北海道ブロックで復活当選を果たしました。

2009年の第45回衆議院議員総選挙では、前回のような比例ブロックでの優遇はなく、北海道10区で小平氏に大差で敗れ、落選しました。

2010年12月には、夕張市長選挙への出馬を表明。2011年4月の選挙では自民・公明・みんなの党の推薦を受けましたが、落選という結果に終わりました。

2012年からは、岩見沢市のNPO法人たよれーるの理事長を務めています。

人物

夫は北海道岩見沢市在住のデザイナーです。

飯島氏は、小泉チルドレンの一人として知られ、議員在職中は83会や武部グループに所属していました。

2011年4月の夕張市長選に落選した際には、「夕張市民の良識がこういうものであった」と発言し、物議を醸しました。

所属団体・議員連盟

83会
日韓議員連盟
自由民主党ボウリング振興議員連盟（幹事）

参考資料

重松清「ニッポンの単身赴任」講談社文庫（ISBN:4062752123）

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