飯田沙耶

飯田沙耶（いいだ さや）

飯田沙耶は1997年5月19日に千葉県柏市で生まれた日本の女子プロレスラーです。彼女はスターダムに所属し、力強いファイトスタイルと個性的なキャラクターで注目を集めています。彼女のプロレス道は2018年にスタートし、以来多くの試合での活躍が見られます。

経歴

2018年-2019年

飯田は2018年にスターダム10期生として入門し、2019年1月14日、後楽園ホール大会で刀羅ナツコとの試合でプロレスデビューを果たしました。その後、4月にはドラフト会議で岩谷麻優に指名され、「STARS」というユニットに加入しました。これにより、彼女のキャリアは新たな展開を迎えました。

2020年

この年は多くの挑戦が彼女を待ち受けていました。2月には小野崎玲皇の引退試合に参戦し、10月からは「ゴッデス・オブ・スターダム」のタッグリーグ戦に「wing★gori」として参加。試合を重ね、12月20日にはフューチャー・オブ・スターダム王座を獲得します。このタイトルは、挑戦者のキャリアに条件がある中で獲得し、その後の延長を求めるなど、彼女の意欲を示しました。

2021年

2021年は飯田にとって重要な年となりました。彼女は複数のタイトル防衛に成功し、女子プロレスの頂点を目指して奮闘します。しかし、4月には膝の怪我により長期欠場を余儀なくされ、フューチャー・オブ・スターダム王座を返上せざるを得ませんでした。この時期は彼女にとって非常に苦しいものだったでしょう。

2022年

長期の休養を経て、2022年3月11日には約11ヶ月ぶりに復帰し、再びリングに戻ります。この復帰戦でも、彼女はパートナーと共に力強い試合を展開し、ファンの期待に応えました。

パーソナリティとスタイル

飯田沙耶は、プロレスラーとして独自のキャラクターを持つ点でも知られています。彼女は体が小さく（145cm）、パワーファイターとしての立ち位置を確立しています。中学時代は陸上部に所属し、400mリレーに出場した経験もあり、身体能力の高さが伺えます。また、彼女のニックネームや入場の際の演出には「ゴリラ」をテーマにした要素が取り入れられ、さらに独自性を際立たせています。ドラミングポーズなどは観客を引きつける施策でもあります。

得意技とタイトル

飯田は数多くの技を習得しており、その技術は高く評価されています。

• - 飯田岩（いいだがん）: 変形ダイヤモンド・カッターで、岩谷麻優から教わった技。
• - 達者でな！: 変形キン肉バスターで、STARDOMを退団したジャングル叫女の技をアレンジしたもの。
• - 飯田橋: 逆水平チョップの乱れ打ち。
• - 飯田ロケット: ノーザンライト・スープレックス。

彼女は、これまでにフューチャー・オブ・スターダム王座やNEW BLOODタッグ王座を獲得しています。彼女の入場曲は「little GIANT」で、試合前の高揚感を引き立てています。

人物像

飯田沙耶は、志しているプロレスラーとして柴田勝頼と石井智宏の影響を受けています。工業高校のインテリア科出身で、インテリアデザインの全国大会で入賞した経験もあり、そのセンスが今のプロレススタイルにも活かされていることでしょう。彼女のこれからの活躍にも、多くの期待が寄せられています。

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