ノーザンライト・スープレックス

ノーザンライト・スープレックス（北斗原爆固め）とは

ノーザンライト・スープレックスは、プロレス技の一種であり、スープレックスの一種として分類されます。その日本名である「北斗原爆固め」という名称でも知られています。

概要

この技は、元プロレスラーで政治家の馳浩が考案したオリジナル技です。技をかける際、自分の頭を相手の腕の下に入れ、正面から相手の腕を抱え込むように腰に手を回し、そのまま後方へと投げます。

技名の由来は、馳浩がカルガリーで武者修行をしていた時代にオーロラを見た経験から名付けられました。「ノーザンライト」はオーロラの英語名であり、その美しい光景が技のイメージに重ねられています。

バリエーションと主な使用者

馳浩のオリジナル技とは異なり、他のレスラーが繋ぎ技として使用する場合は、相手の両腕を抱え込まずに後方へと反り投げることが多いです。この場合、相手は受身を取りやすく、空いた片腕で相手の腹部を殴ってフォールを逃れることができるため、フィニッシュ・ホールドには繋がりにくいという特徴があります。

ノーザンライト・スープレックスの主な使用者としては、以下のレスラーが挙げられます。

馳浩
秋山準
中西学
西村修
永田裕志
真壁刀義
里歩
中島翔子
飯田沙耶
ジョー・マレンコ
ディーン・マレンコ

派生技

ノーザンライト・スープレックスには、いくつかの派生技が存在します。

リストクラッチ・ノーザンライト・スープレックス

ミスター雁之助が開発したオリジナル技です。向かい合った相手の右脇に自分の頭を潜り込ませ、相手の右腕の外側に自身の左腕を、左腕の外側に右腕を回します。そして、相手の左腕を背中から両手で掴み、後方へと反り投げます。
スコティッシュ・ノーザンライト・スープレックス

ケイ・リー・レイのオリジナル技です。向かい合った相手の左脇に自分の頭を潜り込ませ、相手の背中に左腕を回して胴を抱え込みます。相手の左腿の付け根あたりに右手を添えて、後方へと反り投げます。

関連事項

馳浩
* スープレックス

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