香川県道・徳島県道2号津田川島線

香川県道・徳島県道2号津田川島線について

香川県道・徳島県道2号津田川島線は、香川県さぬき市と徳島県吉野川市を結ぶ重要な県道です。この道は、主にさぬき市津田町鶴羽にある国道11号との交差点から出発し、吉野川市川島町の城山交差点までの約17キロメートルにわたる区間を有しています。

起点と終点

この路線の起点は、国道11号との接点がある西町交差点です。ここから南方向に進むと、すぐに四国旅客鉄道の高徳線の踏切があり、その後は相地峠を越えていきます。この峠は標高77メートルの位置にあり、四国の美しい自然に囲まれた道路環境です。

ルートの特徴

峠を越えると津田川に沿った道になります。途中には大川ダムがあり、さらに進むと、五名で国道377号との重複区間に入ります。この区間は特に美しい景観が広がるエリアです。

また、道中には数か所の峠が点在しており、特に大坂峠は標高289.9メートルに達します。多くのトンネルがあり、五名トンネルを通過することで、交通の流れがスムーズになります。次第に都市部を抜け、阿波市に入ると、都市と山のコントラストを楽しめることが魅力です。

路線の整備状況

阿波市の北側はほとんど2車線の道路が整備されていますが、阿波市と吉野川市の間に位置する善入寺島には2本の潜水橋があります。この部分は狭い道になっており、大型車両が通行する場合は、代わりに徳島県道125号市場学停車場線の阿波麻植大橋を利用することが推奨されています。

歴史的背景

この路線は1959年に、徳島県道・香川県道市場津田線と市場川島線として認定され、その後1965年には1つの路線として統合されました。1972年には路線番号の整理が行われ、現在の香川県道・徳島県道2号津田川島線として再認定されました。1993年には、主要地方道としての指定を受け、現在の重要性が示されています。

通過する自治体

この県道は、さぬき市、東かがわ市、阿波市、吉野川市を通過します。それぞれの自治体における道路との交差や接続によって、地域内外の交通の利便性が向上しています。

結論

香川県道・徳島県道2号津田川島線は、単なる交通路にとどまらず、美しい自然と歴史を満喫できる道でもあります。この県道を利用することで、四国の魅力を肌で感じることができることでしょう。峠やダムを通過し、各自治体の文化や風景を楽しむことができる、訪れる価値のある道路です。

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