駒月仁人

駒月仁人について

駒月仁人（こまづき ひとと）は、1993年4月21日生まれで、京都府向日市出身の元プロ野球選手です。彼は捕手として埼玉西武ライオンズに在籍し、プロ野球界でのキャリアを持つ選手です。彼の経歴と成績について詳しく見ていきましょう。

経歴

プロ入り前

駒月は向日市立第4向陽小学校3年生の時に野球を始め、向日ウイングスで捕手としてプレーをスタートしました。中学校では「西京ビッグスターズ」に所属し、高校は京都市立塔南高等学校へ進学。ここでは3年生の時にキャッチャーとして4番を務め、高校通算24本塁打を記録しましたが、甲子園出場の経験はありませんでした。2011年のドラフトで埼玉西武ライオンズから3位指名を受け、契約金4500万円で仮契約を結びました。

西武時代

プロ入り後の2012年には外野手として登録され、二軍で29試合に出場。翌2013年には54試合で打率.189を記録するなど、次第に実力を高めていきました。2015年にはイースタン・リーグの月間MVPを受賞するなど、徐々に成績を向上させていきましたが、一軍の出場は長くは待たれました。

2019年5月11日、プロ8年目にして初めて一軍出場を果たし、続いて8月13日にはプロ初安打も記録しますが、打率は.143に留まりました。2020年と2021年には一軍での出場が無く、2021年10月に球団から戦力外通告を受け引退を決意しました。その後はブルペン捕手兼スコアラーとして球団に残留することとなりました。

2022年には二軍の捕手陣が怪我や病気により離脱したため、育成選手契約を結んで現役復帰。ブルペン捕手としての役割でチームに貢献しましたが、試合出場はありませんでした。2023年には査定補佐を兼務する立場として、球団に留まっています。

選手としての特徴

駒月はその野球キャリアの中で、特に捕手としての能力が評価されています。高校生の頃にはスイングスピードが150km/hを記録し、遠投は105メートル、さらに本塁から二塁までの送球タイムは1.82秒を計測するなど、運動能力も高い選手でした。しかしながら、打撃面では課題を抱えていたと言われています。

主な記録

• - 初出場：2019年5月11日、対北海道日本ハムファイターズ
• - 初打席：同上、9回表に三邪飛
• - 初安打：2019年8月13日、対オリックス・バファローズ
• - 初先発出場：2019年9月26日、対東北楽天ゴールデンイーグルス

背番号

• - 62（2012年 - 2021年）
• - 101（2022年 - ）

駒月仁人は、そのキャリアを通じて野球界に数々の足跡を残し続けており、現在も球団での役割を果たしています。彼の野球にかける情熱や努力の証は多くのファンに感動を与えています。

もう一度検索