駿河台 (船橋市)

千葉県船橋市駿河台の詳細解説

駿河台は、千葉県船橋市の東部に位置する、一丁目と二丁目からなる地域です。郵便番号は273-0862で、周辺には飯山満町、中野木、東船橋、市場、東町が隣接しています。JR東船橋駅が近く、住宅地が広がっていますが、空き地や田畑も散見されるのが特徴です。

地理

駿河台は、船橋市の東部に位置し、海老川水系に属しています。地域内には前原川と中野木川が流れています。

地価

住宅地の地価は、2014年1月1日の公示地価によると、駿河台2-4-13の地点で1平方メートルあたり12万6000円となっています。

歴史

駿河台という地名は、1940年の船橋市の町名変更で新設された「宮本町1 - 6丁目」の一部でした。その後、1968年から1976年にかけて住居表示が実施され、大部分が宮本、東船橋、市場などに変更されましたが、宮本町5・6丁目の一部が住居表示未実施地区として残りました。

1987年、宮本町5丁目の残余部と宮本町6丁目および飯山満町の一部に住居表示が実施され、現在の駿河台1・2丁目となりました。

地名の由来

「駿河台」という町名は、住居表示実施以前の宮本町の小字に由来します。宮本町はもともと葛飾郡五日市村の一部で、その小字に東駿河台、中駿河台、西駿河台がありました。また、東隣の中野木にも「駿河台」という小字が存在しましたが、現行の行政町名としては使用されていません。

宮本町の字駿河台

戦国時代に千葉親胤の武将、宮内駿河が砦を築いたことに由来するとされています。

中野木の字駿河台

駿河大納言（徳川忠長）の家臣がこの地を領有したことが由来とされています。

「するが」の地名語源

「するが」の語源については諸説あります。

洲、処の訛りで、砂浜の目立つ地形
摺、処の訛りで、崩壊地形や浸食地形
アイヌ語のトリカブトの毒、スルグの訛り
チャム語の雑居人地帯
マレー語の楽園

このうち、地形に由来する1と2が有力とされています。

世帯数と人口

2017年1[[1月1日]]現在の世帯数と人口については、詳細なデータが参照できません。

小・中学校の学区

駿河台の市立小・中学校の学区については、詳細な情報が参照できません。

交通

最寄りの駅は、JR東日本総武線の東船橋駅と、東葉高速鉄道東葉高速線の飯山満駅です。地域の中央部には、千葉県道8号船橋我孫子線が南北に走っています。

施設

駿河台には信澄寺（1丁目）があります。

参考資料

「ふるさとの地名」船橋市の地名を探る（船橋市史談会）

関連項目

船橋市の町名
駿河台 (曖昧さ回避)

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