飯山満町(はさまちょう)
千葉県船橋市に位置する
飯山満町は、一
丁目から三
丁目までで構成される地域です。郵便番号は274-0822です。
地理
この地域は、かつては深田であり、「
帽子が田んぼに落ちても取りに入ってはいけない」と言われるほど、足を踏み入れると抜け出すのが困難な場所でした。現在でも高低差が大きく、
飯山満川や前原川が流れ、谷津田の風景が残っています。
戦後の開発で宅地化が進みましたが、斜面林も多く見られます。
2014年の
公示[[地価]]によると、
飯山満町3
丁目では1平方メートルあたり11万3000円となっています。
歴史
地名の由来は、
江戸時代の上・下
飯山満に遡ります。この地名は
千葉県内でも
難読地名の一つとして知られています。
1955年、
船橋市による旧二宮町地区の町名設定の際、上・下
飯山満および
滝台の一部が再編され、
飯山満町一~三
丁目と
中野木町が誕生しました。また、下
飯山満の一部は習志野町一
丁目(現在の
高根台)に、上
飯山満の一部は前原町一
丁目(現在の前原西)に編入されました。
その後、住居表示の実施により、
飯山満町の一部が芝山や二宮として分割・独立し、現在の形に至っています。
地名の由来
「
飯山満」の語源は定かではありませんが、「谷あいの場所」を意味する「はざま」が転じたとする説が有力です。地元では「はざま」と濁音付きで呼ぶ人も多く、地域内の店舗などでも「HAZAMA」という表記が見られます。また、「山奥でも
米が取れる良い土地」という意味で、「ご
飯が山に満る」から来ているという説もあります。
2020年8月1日現在、
飯山満町の
世帯数と
人口は以下の通りです。
世帯数: データなし
人口: データなし
小・中学校の学区
市立小・中学校の学区は以下の通りです。
小学校: データなし
中学校: データなし
主な施設
飯山満町には、様々な公共施設や教育機関があります。
船橋市飯山満公民館(1丁目)
船橋市飯山満児童ホーム(2
丁目)
NTT東日本船橋グラウンド(2丁目)
教育
高等学校: 東葉高等学校(2
丁目)
中学校: 船橋市立飯山満中学校(1丁目)
小学校: 船橋市立
飯山満小学校(3
丁目)、
船橋市立
飯山満南小学校(1
丁目)
幼稚園・保育園: 飯山満幼稚園(3丁目)、不二幼稚園(2丁目)、神明幼稚園(1丁目)、飯山満地区学童保育園(2丁目)
自動車学校: 船橋中央自動車学校(2
丁目)
医療機関
船橋整形外科病院(1丁目)
医療法人同和会千葉病院(2
丁目)
船橋中央眼科(1丁目)
福祉施設
船橋市ケア・リハビリセンター(2
丁目)
社会福祉法人清和会特別養護老人ホーム ワールドナーシングホーム(2丁目)
社会福祉法人清和会特別養護老人ホーム 第2ワールドナーシングホーム(2
丁目)
ケアハウス市立船橋長寿園(2丁目)
船橋市東部在宅介護支援センター
介護老人保健施設フェルマータ船橋(1丁目)
寺院・神社
飯山満町には、歴史ある寺院や神社が数多く存在します。
大日神社(1
丁目)
権現神社(1丁目)
神明神社(1
丁目)
子神社(1丁目)
能満寺(1
丁目)
阿弥陀山清房院(2丁目)
大宮神社(2
丁目)
庚申塚(2丁目)
泰真院(2
丁目)
東福寺(2丁目)
馬頭観音(2
丁目)
薬師堂(2丁目)
王子神社(3
丁目)
金比羅神社(3丁目)
倶利加羅不動尊(3
丁目)
光明寺(3丁目)
文化財
国登録
東葉高等学校正門(旧近藤家住宅長屋門)
市指定
木造地蔵菩薩坐像(有彫)
板碑 (康永4年2月在銘)(有考)
八十八ヶ箇所札所大絵馬(有民)
飯山満町大宮神社の
神楽 (無民)
交通
鉄道
東葉高速鉄道飯山満駅(2丁目)
バス
船橋
新京成バス
飯山満駅(系統:飯山満駅 - 東[[船橋駅]]・船橋駅北口)
飯山満二
丁目自治会館、
飯山満二
丁目、
飯山満南小学校(系統:
津田沼駅 - 千葉病院前 -
東[[船橋駅]])
【廃線】
新京成バス飯山満三丁目、本郷、光明寺前、大宮神社、ゆるぎ松、飯山満二丁目自治会館、飯山満二丁目、飯山満南小学校(系統:東[[船橋駅]] - 飯山満二丁目 - 飯山満三丁目 - 薬園台駅 - 習志野車庫)
かつて運行されていた新京成バスの路線は、東葉高速鉄道の開業に伴い廃止されました。
脚注
外部リンク
飯山満ってどんなところ? -
船橋市ホームページ