高山祭屋台会館

高山祭屋台会館について

高山祭屋台会館は、岐阜県高山市に位置する博物館です。この施設は、国の重要有形民俗文化財および重要無形民俗文化財に指定されている「高山祭」の屋台を保管・展示するために開設されました。また、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている高山祭の文化を伝える重要な役割を担っています。

1968年（昭和43年）に開館したこの会館は、桜山八幡宮の境内に位置しており、桜山八幡宮によって管理・運営されています。附設館として桜山日光館も併設されており、合わせて見学することができます。

岐阜県からは、博物館に相当する施設（指定施設）としての指定を受けており、岐阜県まちかど美術館・博物館にも登録されています。これらの登録は、高山祭屋台会館が地域の文化振興に貢献している証と言えるでしょう。

主な展示内容

屋台

秋の高山祭で使用される全11台の屋台のうち、常時4台が展示されています。展示される屋台は年に3回入れ替えが行われるため、訪れるたびに異なる屋台を見ることができます。精巧な装飾が施された屋台は、高山祭の華やかさを物語ります。

大神輿

高山祭で使用される大神輿も展示されています。祭りの際に人々によって担ぎ上げられる大神輿は、その迫力と美しさを間近で感じることができます。

研修室

高山祭に関する知識を深めることができる研修室も設置されています。

宝物

高山祭に関連する貴重な宝物も展示されています。祭りの歴史や文化を深く理解する上で欠かせない資料です。

桜山日光館

1995年（平成7年）に開館した桜山日光館では、大正時代に長谷川喜十郎ら33人の技術者によって、15年の歳月をかけて製作された10分の1スケールの日光東照宮模型が展示されています。精巧に再現された模型は、当時の技術力の高さを示すとともに、日光東照宮の美しさを伝えます。

利用案内

住所：岐阜県高山市桜町178（桜山八幡宮境内）

開館時間：

3月 - 11月：9:00 - 17:00
12月 - 2月：9:00 - 16:30

休館日：無休

料金：大人1000円、高校生600円、小中学生500円　※高山祭屋台会館、桜山日光館共通

駐車場：普通車50台（有料）

交通アクセス

公共交通機関

JR高山本線高山駅から徒歩で約20分

その他の情報

高山祭屋台会館は、高山祭の歴史と文化を学ぶことができる貴重な施設です。高山を訪れる際には、ぜひ一度足を運んでみてください。精巧な屋台や日光東照宮の模型は、訪れる人々を魅了し、忘れられない体験となるでしょう。

関連情報

日本の博物館の一覧
山車
山車会館

外部リンク

高山祭屋台会館 - 桜山八幡宮
桜山八幡宮・高山祭屋台会館 - 岐阜の旅ガイド

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