高嶋達佳

高嶋達佳（たかしま たつよし、1944年1月1日 - ）は、日本の実業家であり、電通グループの会長を務めました。神奈川県出身。慶應義塾大学文学部を卒業後、1966年に電通に入社しました。

電通では、東京本社新聞局長を経て、1997年に取締役に就任。その後、上席常務執行役員、常務取締役、専務取締役と昇進を重ね、2004年には取締役副社長に就任しました。

2007年6月28日には代表取締役社長に就任し、電通グループの経営を担いました。社長在任中は、ハーバード大学教授の竹内弘高、一橋大学教授の大薗恵美をアドバイザーに迎え、経営戦略の強化を図りました。2011年4月1日付けで、代表権のない会長に就任し、2014年6月に取締役を退任しました。

高嶋達佳は、電通での要職を歴任する傍ら、数々の公職も務めました。公益財団法人東京都歴史文化財団の理事や東京都現代美術館の元館長、公益社団法人企業メセナ協議会の会長、公益財団法人文化財保護・芸術研究助成財団の理事などを務め、文化・芸術の振興にも貢献しました。

略歴

1962年3月 神奈川県立横須賀高等学校卒業
1966年3月 慶應義塾大学文学部卒業
1966年4月 電通入社
1993年6月 東京本社新聞局長
1997年6月 取締役
1999年6月 取締役退任、上席常務執行役員
2000年6月 常務取締役
2002年6月 専務取締役
2004年6月 取締役副社長
2007年6月28日 代表取締役社長就任
2011年4月1日 第4代 取締役会長
2014年6月 取締役退任

その他役職

公益財団法人東京都歴史文化財団 理事・東京都現代美術館 元館長
公益社団法人企業メセナ協議会 会長
* 公益財団法人文化財保護・芸術研究助成財団 理事

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