高木渉 (野球)

高木渉選手のプロフィール

高木渉（たかぎ わたる、1999年12月6日生まれ）は、福岡県朝倉市にルーツを持つプロ野球選手で、埼玉西武ライオンズで外野手として活躍しています。彼の投打は右投左打であり、若くしてその才能を発揮し続けています。

経歴

プロ入り前

高木選手は小学校3年生の時にソフトボールを始めました。その後、朝倉市立南陵中学校に進むと、硬式野球チーム「球道ベースボールクラブ」に参加し、投手として130km/h中盤のストレートを投げるなど目覚ましい成績を収めました。中学3年時にはフレッシュリーグで全勝を達成し、圧倒的な活躍を見せました。

真颯館高校では、1年生の春から一塁手として試合に出場し、2年生の春にはエースで4番打者を務めました。甲子園への出場は果たせなかったものの、2年生の夏には県大会準決勝進出を果たしました。しかし秋に右肩を痛め、3年生の春からは外野手に転向。3年生の夏には短いイニングで投手として復帰し、逆転の2ラン本塁打を放つなど再び存在感を示しました。

プロ入りと西武ライオンズ時代

2017年のプロ野球ドラフトで埼玉西武ライオンズから育成1位指名を受け、2018年にはプロ生活をスタートしました。初年度は二軍で75試合に出場し、打率.278、6本塁打、24打点を記録。この活躍により、シーズンオフには支配下選手に昇格となり、背番号も121から73に変更されました。

2019年には6月に一軍初昇格を果たし、広島東洋カープ戦で代打出場を果たしますが、その試合の後は一軍での出場が続きませんでした。2020年8月には再度一軍に名を連ね、プロ初スタメンを経験。その試合で初安打を記録し、ついにはプロ初本塁打も放つ快挙を達成しました。

2021年には春季キャンプからA班に参加し、実戦復帰を果たした後、6月末に一軍に再昇格します。高校時代から通算27本塁打を記録しており、2021年にはイースタン・リーグでも12本塁打を記録するなど、その長打力が魅力となっています。

選手としての特徴

高木選手は高校時代に投手として146km/hのストレートを記録したこともあるため、今後さらなる成長が期待される選手です。打撃においては長打力が強みであり、今後の活躍に注目が集まります。選手としての経験を積む中で、彼のプレースタイルや成績の向上が期待されており、埼玉西武ライオンズの重要な一員としての地位を確立しつつあります。

記録

• - 初出場：2019年6月6日、対広島東洋カープ戦
• - 初打席：同日のアドゥワ誠からの二塁ゴロ
• - 初先発：2020年8月12日、対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
• - 初安打：2020年8月13日、対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
• - 初打点：同日、対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
• - 初本塁打：2020年9月12日、対福岡ソフトバンクホークス戦

背番号

• - 121（2018年）
• - 73（2019年 - 現在）

高木選手は今後の成長を期待される若手選手の一人であり、ますますの活躍を楽しみにしています。

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