高松冬のまつり

高松冬のまつり

高松冬のまつりは、香川県高松市で長年にわたり開催され、多くの人々に愛された冬の風物詩でした。1987年（昭和62年）に、市民参加型のイベントとしてスタート。クリスマスシーズンを彩る華やかなイルミネーションと、様々なイベントで、毎年多くの来場者を集めていました。2016年、30回目を迎えた後、幕を閉じました。

イベント概要

高松冬のまつりのメインテーマは「光と星と愛のメッセージ」。毎年、華やかなイルミネーションと、心温まるメッセージが来場者を迎えました。開催期間は12月中旬のクリスマスシーズンで、メイン会場である高松市立中央公園では、高さ31.5mのシンボルツリーや、テーマに沿った幻想的なイルミネーションが展開。光のステージでは、ミュージカルやダンスフェスティバルなどのパフォーマンスも繰り広げられ、賑やかな雰囲気に包まれていました。

初期の開催時には、フィンランドから本物のサンタクロースが点灯式に登場するなど、国際色豊かなイベントでもありました。

会場

主な会場は、以下の通りです。

高松市立中央公園（メイン会場）: 高さ31.5mのシンボルツリーを中心に、大規模なイルミネーションが展開。様々なイベントが開催されました。
サンポート高松: 2001年からは、プレイベント期間中にイルミネーションが点灯。
高松駅前: 約30メートルのクリスマスツリーが設置され、イベント期間中、輝きを放っていました。
高松中央通り（国道11号）: 各会場を合わせて、約30万球ものイルミネーションが使用されました。

参加者

高松冬のまつりには、多くの市民がボランティアとして参加していました。

キラキラ隊・かがやき隊: 小学生による手話コーラス隊。子どもたちの元気な歌声と手話パフォーマンスは、イベントを盛り上げる大きな役割を果たしていました。
瀬戸内海放送アナウンサー: 企業ボランティアとして、ステージの司会進行などを担当。
その他: 中学生以上のボランティア、ダンスサークル、合唱団、吹奏楽団、チアリーダーなど、多くの団体や個人が、裏方業務やイベント運営に携わっていました。

各年のテーマ

高松冬のまつりは、毎年異なるテーマを設定していました。

2005年：Be With You ずっと、あなたといっしょに…
2006年：ありがとう♥20周年
2007年：キラキラポッケ★TAKAMATSU
2008年：きっと感じる☆光の中で
2009年：心の輪、仲間の輪に集まろう
2010年：大地と海のめぐみを感じよう
2011年：いっしょに創ろう　Creating Together
2012年：いっしょに創ろう　Creating Together　つばさ
2013年：いっしょに創ろう　Creating Together　3つの愛
2014年：夢をかたちに
2015年：夢をかたちに
* 2016年：さようなら 思い出いつまでも

これらのテーマは、イベント全体の雰囲気や、イルミネーションのデザイン、イベント内容などに反映されていました。

まとめ

高松冬のまつりは、市民の参加と協力を得て、長年にわたって開催された、地域に根付いたイベントでした。華やかなイルミネーションと、様々なイベント、そしてボランティアたちの熱意によって、多くの温かい思い出が作られました。30回の歴史に幕を閉じましたが、その記憶は、高松市民の心に深く刻まれていることでしょう。

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