高松市立国分寺北部小学校

高松市立国分寺北部小学校

高松市立国分寺北部小学校（たかまつしりつ こくぶんじほくぶしょうがっこう）は、香川県高松市国分寺町にある公立小学校です。本校は高松市の西部に広がる郊外地域に位置し、人口の増加が見られる国分寺町において活発な教育活動を展開しています。

学校のシンボルである「あかもん」と称される赤門は、レンガで美しく敷き詰められた校舎の目を引く特徴的な構造で、遠くからでも一目で認識される存在感を示しています。国分寺町は、高松市と隣接する坂出市との境に位置しており、近年は人口が増加したことで児童の転出入も活発に行われています。

学校データ

• - 児童数：766人（2013年度）、685人（2021年5月末）
• - 普通教室：26教室
• - 特別教室：12教室
• - 校舎面積：5725m²
• - 体育館面積：1262m²
• - プール：あり
• - 学校給食：完全給食

歴史

高松市立国分寺北部小学校は、1894年4月に国分と新居両小学校が統合されて設立した端岡小学校を起源とします。施設のシンボルである赤門はこの時に新設され、高松市の指定有形文化財に登録されています。1895年に補習科、1899年には裁縫専修科が設けられ、1908年には手工科が設置されるなど、当初から教育の充実化が図られていました。

その後、1915年には高等科を併置し、学校名も端岡尋常高等小学校に改称。1941年には国民学校と改名され、1947年の学制改革を経て、端岡小学校となります。1955年の町合併によって国分寺町立国分寺北部小学校に改称され、1983年には校舎が新築されるなど、時代と共に変貌を遂げてきました。

最近では、2006年に国分寺町が高松市と合併し、現在の校名に変更されました。また、2008年には新体育館が完成し、学校の設備も相次いで改善されています。

全校児童数の推移

学校の児童数は横ばい傾向で推移しており、近年の国分寺町の人口増加によって児童の転出入も活性化しています。具体的な年齢別の児童数の推移は以下の通りです：

• - 2006年度：760人
• - 2007年度：778人（+18人）
• - 2008年度：786人（+8人）
• - 2009年度：786人（+-0人）
• - 2010年度：812人（+26人）
• - 2011年度：784人（-28人）
• - 2012年度：773人（-11人）
• - 2013年度：766人（-7人）

教育目標

本校の教育目標は、「夢や希望を持ち、21世紀をたくましく生きる人間を育てる」ことです。この理念をもとに、個々の子どもたちが様々な可能性を引き出し、成長できるよう支援しています。

校訓及び児童像

校訓としては、「世界一でっかい夢、やりとげる根性、たくましいからだ」が掲げられています。児童像については、考える子（自主）、助け合う子（共生）、感じとる子（感性）、やりぬく子（耐性）を目指しています。

進学先及び地域の施設

国分寺北部小学校の卒業生は、主に高松市立国分寺中学校へ進学します。また、校区内には四国八十八箇所霊場第八十番札所の讃岐国分寺や讃岐国分尼寺などの文化・歴史的な施設もあります。

交通アクセス

交通面では、JR予讃線の端岡駅から徒歩約5分の距離に位置し、また国分寺町コミュニティバスが利用可能です。通学区域は、国分寺町国分及び新居となっており、旧端岡村の地域に一致しています。

このように、高松市立国分寺北部小学校は、地域社会に深く根ざし、未来を担う子どもたちに必要な教育を提供する場として機能しています。

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