高松市立塩江中学校

高松市立塩江中学校

高松市立塩江中学校（たかまつしりつ しおのえちゅうがっこう）は、香川県高松市塩江町安原上に所在する市立の中学校です。この学校は、讃岐山脈に囲まれた中山間地域に位置し、周囲の自然に恵まれた環境の中で教育が行われています。

学校の概要

高松市立塩江中学校は1961年に開校しました。当初は、塩江町内の3つの中学校、すなわち安原中学校、塩江中学校、上西中学校が統合されて新設されました。この統合は、塩江町が旧塩江村、旧上西村、旧安原村を含む新たな町として生まれ変わった際に行われました。

現在学校の生徒数は66人（2011年度）で、非常に少人数制の教育が実施されています。教室は普通教室が4つ、特別教室が14室あり、校舎の総面積は約2814平方メートル、体育館の面積は1936平方メートルです。さらに、制服が導入されており、通年にわたって着用が求められています。

歴史と変遷

塩江町立塩江中学校は、開校当初から現在の高松市立塩江中学校へと改名されるまでの間に、多くの変遷を経てきました。開校から2年後には新しい校舎が完成し、その後は順調に教育活動が続けられました。しかし、1975年には台風の影響で校舎が浸水するという災害も経験しています。2005年には塩江町が高松市に編入されたことを受けて、校名も高松市立へと変更されました。

生徒像と教育目標

この学校の教育の中心には、生徒が自己の夢や目標を持ち、それを実現するために挑戦することが重要視されています。また、自他を尊重し、協力し合う心を育むことにも重点を置いています。さらに、心身の成長を促進し、たくましく生きる力を身につけることが目指されています。こうした教育目標により、生徒は自己成長を実感しながら日々の学びを深めています。

通学区域とアクセス

高松市立塩江中学校の通学区域は、高松市の上西地区、塩江地区および安原地区と広範囲にわたります。地域に根差した教育環境が整備されており、周辺には内場ダムや塩江温泉といった自然及び文化的な資源も豊富です。アクセスについては、ことでんバス塩江線の中学校前バス停から徒歩1分の位置にあり、通学の利便性が確保されています。

周辺情報と教育環境

地域全体が豊かな自然に囲まれており、学校生活を送る中で自然とのふれあいも大切にされています。さらに、校区内に位置する高松市立塩江小学校との連携もあり、地域全体での教育支援が行われています。全校生徒数は年々横ばいの傾向にありますが、地域のニーズに応える教育サービスが提供されていることで、近隣の家庭にも支持されています。

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