高松市立紫雲中学校

高松市立紫雲中学校：地域社会を支える人材育成の拠点

高松市中心部の西部に位置する高松市立紫雲中学校は、1947年4月1日、高松市立二番丁中学校として開校しました。当初は他の小学校校舎を間借りしていましたが、1952年1月14日、現在地に移転し、現在の校名に改称されました。以来、地域社会に貢献する人材育成に力を注いできました。

教育理念と学校生活

学校の教育理念は「自主独立」です。正門前にそびえる「自主独立像」は、生徒たちの目標を象徴しています。生徒たちは、自主的な学習態度を育み、創造的な知性を磨くことを目指しています。また、正しい判断力と責任ある行動を身につけ、豊かでたくましい心と体を育む教育を実践しています。

制服は着用が義務付けられていますが、夏季は体操服での通学も認められています。防寒着の着用も、手袋やマフラーなど一定の条件の下で許可されています。

学校規模と施設

2011年度の生徒数は677名でした。校舎面積は8588平方メートル、体育館面積は1487平方メートルで、普通教室31教室、特別教室24教室を備えています。敷地内には、プールも完備されています。

教育活動

学校では、2学期制を採用し、年間を通して様々な教育活動が行われています。文化祭では、学習発表会とレクリエーションの「Yourステージ」が開催され、生徒たちは日頃の学習成果や特技を発表する機会を得ています。「Yourステージ」への出演は、審査を通過する必要があります。

1年生は宿泊学習を実施しており、近年は五色台での野外学習が中心となっています。野外炊事やコース別野外学習を通して、生徒たちは自然の中で協調性や自立心を育んでいます。宿泊日数は、平成30年度から2泊3日に変更されました。

歴史と変遷

開校以来、生徒数は変遷を遂げてきました。1999年度には1037名でしたが、その後は減少傾向にあり、2011年度には677名となっています。1956年には校区内に高松市立城内中学校が開校し、校区が分離されました。2008年には城内中学校の閉校に伴い、その校区の一部が編入されています。

校歌と応援歌

校歌は河西新太郎作詞、中田喜直作曲です。また、宇崎竜童作曲、阿木燿子作詞の応援歌「ベストを尽くそう」も存在します。

アクセス

JR高徳線昭和町駅から徒歩7分、ことでんバス下笠居・香西線／高松西高線紫雲中学校前バス停から徒歩3分と、交通アクセスにも恵まれています。

著名な卒業生

紫雲中学校からは、様々な分野で活躍する卒業生が輩出されています。バスケットボール選手、政治家、野球選手、アイスホッケー選手、企業経営者、大学教授など、多くの卒業生がそれぞれの分野で活躍しています。

校区

校区は高松市本庁地区の一部であり、高松市中心部の西部一帯をカバーしています。近隣には、高松市立高松第一中学校、高松市立玉藻中学校、高松市立桜町中学校、高松市立勝賀中学校などがあります。

まとめ

高松市立紫雲中学校は、長年にわたり地域社会に貢献する人材育成に努めてきた歴史と伝統を誇る学校です。これからも「自主独立」の校訓を胸に、生徒たちの成長をサポートし続けることでしょう。

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