高松東道路

高松東道路について

高松東道路（たかまつひがしどうろ）は、香川県さぬき市津田町鶴羽から高松市檀紙町を結ぶ一般国道11号のバイパスです。この道路は高松北バイパスの南側に位置し、交通の流れをスムーズにするための重要な迂回路となっています。また、2017年には一部区間が高松自動車道に編入され、これによりその役割も変化しました。

有料区間の消滅

2017年11月20日前まで存在していた有料区間は、高速自動車国道の規定に基づく一般国道自動車専用道路として機能していました。この区間は現在の高松自動車道に該当する津田東ICから三木町・高松市境にかけての区間です。興味深いのは、この場所にインターチェンジが設置されていないため、実際にはさぬき三木ICと高松東ICのほぼ中間地点にあたります。

この有料道路の時代には、法規や料金の制度が異なるため、開始点と終点には実際に「ここから高速道路」「ここから一般有料道路」という案内標識が立てられていました。ただし、利用時にはこの区間が「高松東道路」ではなく「高松自動車道」として知られていたため、多くのドライバーはこの名称にはあまりなじみがありませんでした。

2017年11月21日には、この区間が四国横断自動車道阿南四万十線として再指定され、名実ともに高松自動車道の一部となることが告知されました。しかし、料金的には他の高速道路とは異なる体系のままとなっており、利用者はこの点に注意が必要です。

一般区間の特徴

高松東道路は、さぬき三木IC前交差点から上天神町交差点にかけて全区間にわたり高松自動車道の高架下を通ります。この一区間では、中央分離帯が盛り土になって高松自動車道を形成しています。また、将来的には高松自動車道の4車線化に伴い、管理が香川県に移管される予定です。

その後の上天神町交差点から檀紙交差点にかけても、同様に高松自動車道の高架下を通過します。すべての通行部分で高架下を利用することで、交通の効率を高める設計がされています。

このように、高松東道路は香川県における交通インフラの重要な一翼を担っており、地域の発展と交通の利便性向上に寄与しています。今後のさらなる改善や発展が期待されます。

脚注

1. 【関連項目】
- 四国地方の道路一覧
- 日本の高速道路一覧

2. 【外部リンク】
- 国土交通省 四国地方整備局
- 香川河川国道事務所
- 高松東道路
- 西日本高速道路株式会社 四国支社

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