高橋ひとみ

高橋ひとみ

高橋ひとみ（たかはし ひとみ）は、1961年8月23日に東京都で生まれた、日本の女優です。ホリプロ・ブッキング・エージェンシーに所属しており、頌栄女子学院高等学校を卒業後、17歳で女優デビューを果たしました。彼女のキャリアは非常に多岐にわたり、映画やテレビドラマ、舞台だけでなく、バラエティ番組や情報番組にも活躍しています。

略歴

高橋は1979年、寺山修司が演出した舞台『バルトークの青ひげ公の城』のオーディションに合格し、同作で女優としてのスタートを切ります。この時、寺山は「秘蔵っ子」として彼女を紹介しました。1980年には映画『上海異人娼館 チャイナ・ドール』に出演し、映画デビューも果たします。1983年には、テレビドラマ『ふぞろいの林檎たち』での出演がきっかけとなり、彼女の名は広まりました。

1985年には『スケバン刑事』で海槌麗巳役を演じ、さらに注目を集めることになります。1991年には歌手としても活動を開始し、シングル「X'mas Kissしてね」やアルバム『カラフル』をリリースしました。2000年代以降は、多くの連続ドラマで母親役や主婦役を演じ、着実にキャリアを積み重ねています。

2011年にはJVCエンタテインメントからホリプロ・ブッキング・エージェンシーに移籍し、結婚を果たしたのは2013年。夫は外資系企業に勤務する一般男性で、彼との生活を楽しみながら、今も精力的に活動を続けています。また、南アフリカ観光大使にも就任し、同国との交流を深めています。

デビュー前と人物

高橋は、大工の父、母、姉とともに育ちました。幼少期から演劇に対する興味を抱き、高校時代に友人の影響でオーディションを受けたことが彼女の人生を大きく変えるきっかけとなりました。寺山修司から受けた指導や影響は、彼女の演技に深い印象を与え、彼女は今もその教えを大切にしています。

彼女は「うまくなるな」、「体を常に鍛えろ」、「いいライバルを見つけろ」、「本を読むこと」、「いいものを見ろ」という五か条を心に刻み、女優としての道を邁進しています。フレッシュで知的なイメージを持ち合わせ、クールな役柄から妖艶なキャラクターまで、幅広い役柄を演じることができる女優です。

密接な人間関係

高橋は、さまざまな人々との交流を深め、特に寺山修司や三上博史などとの関係が特に有名です。寺山からは生涯最後の愛情を寄せられたとされ、彼女はその思い出を大切にしています。また、IKKOや手塚理美など、業界内での友情も深めており、彼女の人間的魅力は多くの人々に愛されています。

趣味と私生活

愛犬家として知られ、特にゴールデン・レトリーバーを飼っていたことでも話題になりました。彼女は犬を飼うことを生活の一部とし、自身の車も愛犬のために乗り換えたことを公言しています。運転免許を取得後は様々な車を乗り継ぎ楽しんでおり、安全運転を心掛けています。また、飲酒も好み、酔った際にはお茶目な一面を見せるなど、彼女の私生活も多彩です。

高橋ひとみは、これからも日本のエンターテインメント界で活躍し続ける女優です。

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