髙寺望夢

髙寺 望夢 (たかてら のぞむ)

基本情報

• - 生年月日: 2002年10月17日
• - 出身地: 長野県上田市
• - 所属: 阪神タイガース
• - ポジション: 内野手
• - 投打: 右投左打

経歴

プロ入り前

髙寺望夢は、上田市立本原小学校にて「上田リトル」で野球を始め、その後上田市立真田中学校にて「上田シニア」としてプレーしました。高等学校は上田西高等学校に進学し、入学早々からベンチに名を連ね、主に三塁手を務めましたが、2年秋からは遊撃手に転向し、試合での出場機会を増やしました。甲子園大会には出場できなかったものの、3年秋に東京ドームで行われた「プロ志望高校生合同練習会」では、シート打撃で高い打撃成績を収めるなど、その才能を発揮しました。

阪神タイガース時代

2020年10月26日のドラフト会議で阪神タイガースから7位指名を受け、契約金2000万円、年俸480万円で仮契約を結びました。背番号は67。上田西高からのプロ入りは同校史上初の快挙です。2021年にはウエスタンリーグで58試合に出場し、打率.162を記録。シーズン中にはエキシビションマッチで一軍を経験し、オフにはみやざきフェニックス・リーグに参加し、優れた成績を収めました。

2022年は初めて一軍キャンプに参加し、その後もオープン戦に出場。5月24日の対広島東洋カープ戦では逆転サヨナラホームランを放つ活躍を見せ、6月8日には一軍初昇格を果たしました。初出場は福岡ソフトバンクホークス戦で、その後も広島戦で初安打を記録しました。2023年のシーズンでは一軍出場はなかったものの、ウエスタンリーグで106試合に出場し、打率.260と3本塁打を記録しました。

選手としての特徴

髙寺は、優れたバットコントロールと高校時代に31本塁打を記録したパンチ力を兼ね備えています。身体能力も高く、遠投110メートルや50メートル走6秒0のスピードを誇ります。守備面では、強肩を活かした安定したスローイングが強みです。また、物まねの特技を持っており、他の選手の打撃スタイルを取り入れることで自己の成長に役立てています。

詳細情報

年度別打撃成績

• - 2021年: ウエスタンリーグ58試合、打率.162、1本塁打、10打点
• - 2022年: 一軍初出場、打率はデータ未記載だが初安打を9月に記録
• - 2023年: ウエスタンリーグ106試合、打率.260、3本塁打、25打点、4盗塁

初記録

• - 初出場・初先発: 2022年6月8日、対福岡ソフトバンクホークス戦
• - 初打席: 同上
• - 初安打・初打点: 2022年9月23日、対広島戦
• - 初盗塁: 2022年9月28日、対東京ヤクルト戦

背番号

• - 67（2021年 - 現在）

まとめ

髙寺望夢は、若手ながら将来が楽しみな選手であり、その持ち味を活かしてさらなる成長が期待されています。

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