髙谷裕亮

髙谷裕亮のプロフィール

髙谷裕亮（たかや ひろあき、1981年11月13日生まれ）は、栃木県小山市出身の元プロ野球選手であり、福岡ソフトバンクホークスのバッテリーコーチを務めています。彼は捕手で、右投左打のスタイルで知られています。

経歴

プロ入り前

彼は小学生の頃、兄と共に雨ケ谷学童に所属し軟式野球を始めました。小山市立大谷中学校では三塁手として活動。その後、小山北桜高校に進学し、強肩を生かして捕手に転向しました。高校時代にはチームを牽引し、県大会ベスト4に導く成績を残しました。さらに、大学では白鷗大学に進み、主将としてチームを支えながら関甲新リーグ記録を樹立し、ベストナインにも選出されています。

プロ入り

2006年11月、大学生・社会人ドラフトで福岡ソフトバンクホークスから3巡目で指名され、加入。背番号は12となりました。

プロ入り後の経歴

2007年: 初出場

2007年は一軍初出場を果たし、プロ初打席と初得点を記録。特に守備でのリード力を発揮し、初の先発出場も経験しました。しかし、シーズン終盤には低迷し、打率が.136に留まるなど課題もありました。

2008年: 正捕手への道

2008年には他選手の怪我を受けて、一軍に再昇格。以降は正捕手としての役割を強化し、好成績を収めました。特に対西武戦での猛打賞やサヨナラ打が印象深いです。

2010年代: コンスタントな活躍

2010年代に入ると、主に正捕手として洒脱したプレースタイルを発揮しました。2015年には自己最多となる93試合に出場し、リーグ制覇に貢献。また、2016年に膝の手術を受けた後も復帰し、重要な試合での活躍が目立ちました。

2017年には、ケガが多いにも関わらず92試合に出場し、チームをリーグ優勝に導く中心選手としての役割を果たしました。

現役引退後

2021年、戦力外通告を受けた後、引退。引退後はソフトバンクの二軍バッテリーコーチに就任し、コーチングの道に進んでいます。

プレースタイルと評価

髙谷はその強肩や安定した捕球術で知られており、特に二塁送球のタイムはプロの中でもトップクラスとして賞賛されていました。

人物

愛称としては「ジョリ」が有名で、ファンからも可愛がられています。また、シーズンオフには外国人選手らを見送りに空港へ行くことが恒例となっており、多くの信頼を得ています。また、特技はプロ野球選手の物真似であり、オフシーズンのファンイベントでは話題を提供しています。

最後に

髙谷裕亮はプロ選手としてのキャリアを経て、今は若手選手の育成に力を注いでいます。彼の経歴は、多くの選手にとっての道しるべとなっているでしょう。

もう一度検索