鬼怒川温泉ロープウェイ

鬼怒川温泉ロープウェイ：日光の絶景を空中散歩で満喫

鬼怒川温泉ロープウェイは、栃木県日光市にある、鬼怒川温泉と丸山山頂を結ぶ索道です。鬼怒高原開発株式会社が運営しており、鬼怒川温泉の観光において重要な役割を担っています。

空中散歩で楽しむパノラマビュー

全長621メートル、高低差300メートルのロープウェイは、三線交走式を採用。快適な空中散歩で、約3分30秒で山頂へと到達します。定員は30名で、窓から見える景色は圧巻です。那須連峰の雄大な山々や、日光の豊かな自然を堪能できます。特に紅葉シーズン（10月下旬～11月中旬）は、山々が燃えるような赤や黄色に染まり、息を呑むほどの美しい景色が広がります。

料金と営業時間

運賃は大人片道560円、往復950円、小人片道280円、往復480円と、比較的リーズナブルな価格設定です。営業時間は通年で9:00～16:00ですが、紅葉シーズンは9:00～16:30まで延長されます。ゴールデンウィークや夏休み期間中は、さらに営業時間の延長が実施される場合があります。運行間隔は随時です。

山頂の楽しみ：展望台とおさるの山

ロープウェイの山頂駅である丸山山頂駅からは、標高738メートルの絶景ポイントへアクセスできます。総ヒノキ造りの展望台からは、鶏頂山や釈ケ岳など、那須連峰の山々を一望できます。また、山頂には「おさるの山」があり、約30頭の猿が飼育されています。餌やり体験もでき、サルたちとの触れ合いを楽しむことができます（餌代100円）。

アクセスと周辺情報

鬼怒川温泉ロープウェイの山麓駅は、東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅から徒歩約30分、タクシーで約5分の場所に位置しています。鬼怒川温泉エリアには、温泉旅館や観光施設が充実しており、ロープウェイと合わせて日光観光を満喫できます。

歴史

鬼怒川温泉ロープウェイの歴史は古く、1960年（昭和35年）10月15日に東武興業の索道として開業しました。その後、2001年（平成13年）に鬼怒高原開発へ運行が譲渡され、現在に至っています。2005年（平成17年）7月には搬器が更新され、安全性の向上と快適な運行が実現しています。

まとめ

鬼怒川温泉ロープウェイは、日光の豊かな自然を満喫できる絶好のスポットです。気軽に楽しめる料金設定と、山頂からの素晴らしい景色、そして「おさるの山」でのサルとの触れ合いなど、老若男女問わず楽しめる魅力が満載です。日光観光の際には、ぜひ鬼怒川温泉ロープウェイを利用して、空中散歩で忘れられない思い出を作りましょう。

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