魚崎浜出入口

魚崎浜出入口

概要

阪神高速道路5号湾岸線に設けられているインターチェンジの一つであり、路線番号5-15として指定されています。所在地は兵庫県神戸市東灘区の臨海部に位置し、主に魚崎浜地区や六甲アイランド北部へのアクセスを担う重要な役割を果たしています。

設置経緯

この出入口は、阪神高速5号湾岸線の中島出入口から六甲アイランド北出入口にかけての区間が開通した当初には存在しませんでした。しかし、周辺地域の開発進展や交通需要の増加に対応するため、後に追加設置されることが決定。1997年までに段階的に整備が進められ、供用が開始されました。これにより、当該エリアの利便性が飛躍的に向上しました。

料金所

魚崎浜出入口には、その利用に対して料金を徴収するための「魚崎浜料金所」が併設されています。料金所は合計2つのブースを備えており、利用者の通行を円滑にするための体制が整えられています。

特筆すべき点として、2025年（令和7年）3月25日からは、入口側の料金所がETC（ノンストップ自動料金収受システム）専用へと移行されました。これにより、ETC車載器を搭載した車両はスムーズに高速道路へ進入できるようになります。現金やクレジットカードでの支払いを希望する利用者や、ETCが正常に作動しない車両のために、サポートブースも引き続き設置されています。

ブース構成:
ETC専用ブース: 1箇所
サポートブース: 1箇所
ETC専用化:
対象: 入口料金所
実施時期: 2025年3月25日より

阪神高速道路乗り継ぎ制度

阪神高速道路では、一部の出入口間において、特定の条件下で一度高速道路を降りても再度乗り直した場合に、最初の料金で継続して走行できる「乗り継ぎ制度」が設けられています。5号湾岸線と3号神戸線の間にもこの制度が適用されています。

通常、5号湾岸線と3号神戸線を乗り継ぐ際は、住吉浜出入口（5-14）を経由して一般道へ降り、再度別の出入口から乗り直すルートが推奨されています。

しかし、魚崎浜出入口を利用して乗り継ぎ制度を適用する場合、原則として六甲アイランド北出入口（5-16）を経由する必要があります。これは、一度六甲アイランドに渡り、そこで高速道路を降りて再度乗り直すという経路を辿ることを意味します。この経路は、地理的な条件から、魚崎浜から直接一般道を利用して3号神戸線方面へ向かうよりも、走行距離が長くなる傾向があります。したがって、乗り継ぎ制度を利用する際には、自身の目的地や走行状況に合わせて、最適なルートを選択することが重要です。

周辺施設

魚崎浜出入口は、周辺の様々な施設へのアクセス拠点となっています。主な周辺施設には以下のようなものがあります。

東クリーンセンター
魚崎浜テニスコート
東灘発電所
魚崎大橋
神戸市バス魚崎営業所

これらの施設を利用する際に、魚崎浜出入口が最寄りの高速道路ランプとなる場合があります。

隣接する出入口

阪神高速5号湾岸線において、魚崎浜出入口の隣に位置するランプは以下の通りです。

(5-14) 住吉浜出入口 - (5-15) 魚崎浜出入口 - (5-16) 六甲アイランド北出入口

関連事項

日本の高速道路におけるインターチェンジの一つとして位置づけられています。全国の他のインターチェンジに関する情報は、「日本のインターチェンジ一覧」などの項目を参照することもできます。

外部リンク

阪神高速道路株式会社の公式サイトでは、本出入口を含む阪神高速道路に関する詳細な情報や最新の交通状況などを確認することができます。

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