鳥取県道45号倉吉江府溝口線

鳥取県道45号倉吉江府溝口線は、鳥取県倉吉市を起点とし、日野郡江府町を経由して西伯郡伯耆町に至る主要地方道です。この路線は、鳥取県西部に位置し、大山の南中腹を半周するように横断するルートが特徴です。

路線の概要

倉吉市鴨河内（大鴨橋西交差点）を起点とし、伯耆町溝口（溝口交差点）を終点とする全長約50.3kmの路線です。この路線は、大山環状道路の一部を構成し、大山周辺の観光地を結ぶ重要な役割を担っています。特に、美保関灯台や米子空港、蒜山地域へのアクセスを広域的にサポートしています。

歴史

1993年5月11日に主要地方道として指定されました。2005年7月1日には、伯耆町溝口における経路が国道181号経由に変更されています。

路線状況

別名： 大山環状道路
重複区間：
大山広域農道（日野郡江府町御机）
国道181号・国道183号・国道482号・鳥取県道・島根県道1号溝口伯太線（西伯郡伯耆町溝口）
鳥取県道50号東伯関金線バイパス（倉吉市関金町大鳥居）

地理

この路線は、中国山地の最高峰である大山の南側中腹部を通過します。沿線には、西日本最大級のブナの森林や高原地帯が広がっており、豊かな自然景観が楽しめます。特に、鍵掛峠（標高912m）からは、大山の南斜面の崩落した山肌と、そこから続く森林のコントラストが美しい眺望ポイントとして知られています。

通過する自治体

倉吉市
東伯郡琴浦町
日野郡江府町
西伯郡大山町
西伯郡伯耆町

沿線施設

関金温泉
地蔵峠
大山
鍵掛峠

大山環状道路について

大山環状道路は、鳥取県道45号の他にも、以下の県道で構成されています。

鳥取県道30号
鳥取県道34号
鳥取県道44号
鳥取県道158号

これらの道路を組み合わせることで、大山を周遊することが可能です。

鳥取県道45号倉吉江府溝口線は、大山の雄大な自然を満喫できるとともに、周辺地域へのアクセスを向上させる重要な役割を担う道路です。観光客だけでなく、地域住民にとっても欠かせない生活道路となっています。

もう一度検索