鳥塚しげき&ホットケーキ

鳥塚しげき＆ホットケーキの紹介

鳥塚しげき＆ホットケーキは、日本のカントリーバンドとして1973年に結成されました。このバンドのリーダーには、かつてワイルドワンズのメンバーであった鳥塚しげきが名を連ねています。彼らは東京都内のライブハウスを主な活動拠点としており、その音楽スタイルとパフォーマンスで多くのファンを魅了してきました。

結成とデビュー

バンドは1973年に結成され、すぐにその存在感を示しました。彼らは株式会社メガ・コーポレーションに所属し、1974年にはメジャーデビューを果たします。この年にリリースされたアルバム『不死鳥』は、バンドの音楽的スタイルが色濃く反映された作品となり、リスナーから高い評価を受けました。

特にアルバムには「三田小山町」という曲が収録されており、これは2003年に北原照久のプロデュースによって「とりづか＋こまつ」として再録音され、CDも発表されています。このように、彼らの楽曲は時を経ても再評価されるものとなっています。

活動とコラボレーション

鳥塚しげき＆ホットケーキは、その演奏力と歌唱力で注目され、アグネス・チャンの「恋のシーソー・ゲーム」ではバックバンドとしても活躍しました。特に、この曲がカントリー調であったため、彼らのスタイルが活かされました。1976年にはテレビにも出演し、また1977年までアグネス・チャンのコンサートツアーにも参加しました。このことにより、バンドは更に広範なファン層を獲得することに成功したのです。

メンバー

バンドのメンバーは、鳴かず飛ばずの時期も支えあいながら活動を続けてきました。主要なメンバーは以下の通りです：

• - 鳥塚しげき（ボーカル、1947年3月23日生まれ）
• - 藤田哲也（ベーシスト、1956年2月20日生まれ）
• - 小松久（リードギター、1945年2月10日生まれ）

さらには、アグネス・チャンのライブアルバムに登場したメンバーもおり、彼らの演奏はライブ盤に収録されています。この時のラインナップは、以下のようになります：

• - 川井康裕 - キーボード
• - 西村洋明 - ギター（1957年生まれ）
• - 浅尾俊明 - スティール・ギター
• - 藤田哲也 - ベース
• - 政哲也 - ドラムス
• - 浅尾英司 - パーカッション

ここで注目すべきは、主要メンバーの鳥塚しげきと小松はこのアルバムに参加していなかった点です。

ディスコグラフィー

バンドのディスコグラフィーには、シングルとアルバムが含まれています。

シングル

• - 1974年「気まぐれな女の子」 c/w 「三年ぶりの電話」（RCA JRT-1389）
• - 1975年「孤独の世界」 c/w 「やっぱり勘ちがい」（RCA JRT-1414）

アルバム

• - 1974年『不死鳥』（RCA JRS-8006）

鳥塚しげき＆ホットケーキは、日本のカントリーミュージックの宝とも言える存在であり、彼らの音楽は今後も多くの人々に親しまれ続けることでしょう。

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