鳴海インターチェンジ

鳴海インターチェンジ

鳴海インターチェンジ（なるみインターチェンジ）は、愛知県名古屋市緑区黒沢台に位置する名古屋第二環状自動車道（名二環）のインターチェンジです。名古屋の都市圏を環状に結ぶ重要な交通拠点の一つであり、地域住民や企業にとって不可欠な存在となっています。

概要

鳴海インターチェンジは、国道302号（名古屋環状2号線）沿いに設置されており、名古屋市道東海橋線（東海通）と愛知県道56号名古屋岡崎線が交差する地点に位置しています。インターチェンジの構造は、名古屋南JCT方面への入口と同方面からの出口が南側に、上社JCT方面への入口と同方面からの出口が北側に設けられています。

特筆すべきは、インターチェンジが地盤面よりも低い位置に建設されているため、掘割構造の中に料金所が設けられている点です。これにより、周辺の景観への影響を最小限に抑えつつ、効率的な交通管理を実現しています。

歴史

鳴海インターチェンジは、2011年（平成23年）3月20日に名古屋南JCT-高針JCT間の開通に伴い、供用が開始されました。その後、利用者の利便性向上を図るため、料金所のETC専用化が進められています。2023年（令和5年）4月18日には第一料金所（名古屋南JCT方面入口）が、2024年（令和6年）4月4日には第二料金所（上社JCT方面入口）がそれぞれETC専用となりました。これにより、スムーズな料金収受が可能となり、交通の円滑化に貢献しています。

周辺施設

鳴海インターチェンジの周辺には、様々な商業施設や公共施設が集積しています。主な施設としては、以下のものが挙げられます。

西友 鳴海店
ココス 鳴海店
ヒルズウォーク徳重ガーデンズ
名古屋市営地下鉄桜通線 神沢駅
名古屋市営地下鉄桜通線 徳重駅
名古屋市緑区役所徳重支所

これらの施設は、インターチェンジ利用者の買い物や食事、公共サービス利用のニーズを満たしています。また、近隣住民にとっても生活に便利な環境が整っています。

接続道路

鳴海インターチェンジは、以下の道路と接続しています。

直接接続
国道302号（名古屋環状2号線）
間接接続
名古屋市道東海橋線（東海通）
愛知県道56号名古屋岡崎線

これらの道路を通じて、名古屋市内外へのアクセスが容易であり、広範囲な地域からの利用が期待されます。

料金所

鳴海インターチェンジの料金所は、以下の通りです。レーン運用は、時間帯やメンテナンス等の事情により変更される場合があります。

第一料金所（名古屋南JCT方面入口）

レーン数：2
ETC専用：1
ETC/サポート：1

第二料金所（上社JCT方面入口）

レーン数：2
ETC専用：1
* ETC/サポート：1

隣のインターチェンジ

名古屋第二環状自動車道（名二環）

(1) 有松IC - (2) 鳴海IC - (3) 植田IC

まとめ

鳴海インターチェンジは、名古屋第二環状自動車道における重要なインターチェンジであり、地域経済の発展や住民の生活を支える上で欠かせない存在です。ETC専用化による利便性向上や、周辺施設の充実など、利用者のニーズに応えるための取り組みが継続的に行われています。今後の更なる発展が期待されるインターチェンジと言えるでしょう。

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