鴨川西インターチェンジ

鴨川西インターチェンジの概要

鴨川西インターチェンジ（以下、鴨川西IC）は、京都府京都市南区の東九条柳下町にある、第二京阪道路（油小路線）のハーフインターチェンジです。このICは、大阪方面のみへの出入口が設けられています。2025年3月12日からは、料金所がETC専用に変更される予定です。また、鴨川西本線料金所が併設されており、下り線（大阪方面行き）専用として運営されています。

道路情報

鴨川西ICが接続している道路は、E89の第二京阪道路（油小路線）です。料金所の構成は以下の通りです:

• - ブース数: 2
• - ETC専用ブース: 1
• - ETC・サポートブース: 1

これにより、スムーズな料金収受が可能になっています。特にETC専用のブースが設けられているため、ETCを利用するドライバーにとっては便利な構造となっています。

鴨川西本線料金所について

鴨川西本線料金所は、鴨川西ICに併設された本線料金所です。この料金所は、下り線専用であるため、上り線からは利用できません。運用が開始されたのは2021年2月26日で、2025年3月12日からはETC専用となる見込みです。

経緯

鴨川西ICが設置される経緯には、2019年4月1日に阪神高速8号京都線の一部区間が、阪神高速道路株式会社から京都市へ移管されたことがあります。この移管により、山科出入口から鴨川東出入口までの区間が無料開放され、流入した車両が有料区間と連続して走行する際の料金所が適切な位置に設けられていなかったため、暫定的に山科料金所で料金を収受する状態が続いていました。これは、無料区間のみを通行する車両にも影響を与え、不便を強いられていました。これを解決するため、新たに鴨川西本線料金所が設置され、利便性が大きく向上しました。

新しい料金所の設置に伴い、2020年4月1日から2021年2月26日までの間は、下り線が鴨川東ICから鴨川西ICまで通行止めとなり、鴨川東ICでの強制退出が行われていました。

周辺情報

店舗や交通機関も整ったエリアに位置する鴨川西ICの周りには、京都市営地下鉄烏丸線の十条駅や、京阪本線の鳥羽街道駅があります。また、京都市花き地方卸売市場など、地域のインフラも充実しています。接続する道路には、河原町通や十条通があり、京都市内へのアクセスが容易です。

まとめ

鴨川西インターチェンジは、利便性の高いハーフインターチェンジとして、主に大阪方面への交通を担っています。新しい料金所の設置により、多くのドライバーにとって快適な旅行を提供する役割を果たしています。今後のETC専用化により、更なる利便性向上が期待されています。

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