鵜の浜温泉

鵜の浜温泉について

鵜の浜温泉は、新潟県上越市大潟区、かつての越後国に位置する温泉地です。日本海に面した海岸沿いにあり、数軒の旅館やホテル、日帰り温泉施設が点在しています。温泉街は、日本海の雄大な景色を望むことができる静かな場所にあります。

泉質

泉質は、ナトリウム-塩化物泉で、弱アルカリ性、高張性、低温泉に分類されます。源泉温度は27.4℃で、毎分186リットルの湧出量を誇ります。この泉質は、疲労回復や神経痛、関節痛などに効果があると言われています。

温泉街と周辺施設

鵜の浜温泉は、日本海の海岸沿いに位置し、温泉街を形成しています。旅館やホテルのほか、第三セクターが運営する日帰り温泉施設「人魚館」があります。周辺には、上越市立上越体操場ジムリーナをはじめとした体操競技関連施設が充実しており、合宿地としても利用されています。

温泉の目の前には鵜の浜温泉海水浴場があり、夏には多くの海水浴客で賑わいます。海水浴場には海の家も営業しており、観光地引き網も体験できます。また、近くには大潟キャンプ場や大潟水と森公園などのレジャースポットもあり、自然を満喫できる環境です。

人魚伝説

この地には古くから人魚伝説が伝わっており、童話作家の小川未明が「赤いろうそくと人魚」を執筆したことでも知られています。日帰り温泉施設「人魚館」の名前も、この伝説に由来しています。

歴史

鵜の浜温泉は、1956年に帝国石油による石油試掘の際に偶然湧き出しました。1958年に「鵜の浜温泉」と命名され、同年7月5日に開湯しました。この温泉は、地域の活性化に大きく貢献しています。

アクセス

公共交通機関

JR信越本線 潟町駅下車、徒歩約10分
高速バス 潟町バスストップ下車、徒歩約15分
頸城自動車 1 上越大通り線・3 浜線「鵜の浜」バス停下車すぐ

自動車

北陸自動車道 柿崎IC下車、上越市直江津方面へ約6km
北陸自動車道 大潟スマートIC下車、上越市柿崎方面へ約3.5km

まとめ

鵜の浜温泉は、豊かな自然に囲まれた温泉地です。温泉だけでなく、海水浴やキャンプ、人魚伝説など、様々な楽しみ方ができます。周辺には体操競技施設もあり、合宿地としても利用されています。歴史と自然が織りなすこの地で、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

関連リンク

鵜の浜温泉旅館組合
大潟観光協会
上越観光コンベンション協会：宿泊情報

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