鵜渡路バイパス

鵜渡路バイパス

鵜渡路バイパスは、新潟県村上市小川から同市猿沢を結ぶ、全長3.9kmの国道7号バイパスです。村上市朝日地区の南部を通過し、地域の交通を大きく改善しました。

概要

このバイパスは、全線が平面交差で、片側1車線の道路として整備されています。国道7号の朝日地区南部は、集落内を通過する区間が多く、道幅が狭く見通しも悪いことから、交通のボトルネックとなっていました。鵜渡路バイパスは、これらの集落を迂回することで、交通の円滑化を図ることを目的として建設されました。

1988年（昭和63年）に事業が開始され、三面川に架かる水明橋の架け替え、鵜渡路と猿沢におけるバイパス区間の新設、既存区間の拡幅などの改良工事が行われました。そして、2002年（平成14年）10月に全区間の改良が完了し、供用開始されました。

バイパスの完成に伴い、旧道区間は村道（後に市道）に移管され、地域の生活道路としての役割を担っています。

歴史

1988年（昭和63年） - 事業化
1989年（平成元年） - 用地着手
1990年（平成2年） - 工事着手
1996年（平成8年）3月22日 - 小川・宮ノ下地区(延長1.1km)供用。（水明橋含む）
1996年（平成8年）11月12日 - 鵜渡路地区(延長1.4km)供用。
1998年（平成10年）11月30日 - 下中島地区(延長0.6km)供用。
2002年（平成14年）10月28日 - 上野地区(延長0.8km)供用。

主な接続道路

新潟県道583号村上朝日線（宮ノ下、水明橋北詰）
新潟県道208号小揚猿沢線（猿沢交差点）

周辺施設

道の駅朝日

参考文献

国土交通省北陸地方整備局. “道路事業の事後評価説明資料一般国道7号鵜渡路バイパス (PDF)”.

関連項目

バイパス道路
日本のバイパス道路一覧
中部地方の道路一覧
国道7号

外部リンク

羽越河川国道事務所

鵜渡路バイパスは、地域住民の生活を支える重要なインフラとして、今日も利用されています。

もう一度検索