鶴ちゃんのおもいっきりポコポコ
『鶴ちゃんのおもいっきりポコポコ』は、
1986年4月10日から
10月2日まで
テレビ朝日系列で放送された
バラエティ番組です。タレントの片岡鶴太郎さんの
冠番組であり、
伊勢丹(ISETAN)がスポンサーでした。
概要
番組は「南の島」をテーマにしており、スタジオには砂浜が再現され、潮風やスコールを模した演出も行われました。その中で、南の島に関する様々なテーマを分析し、理想の島作りを目指すという内容でした。ユニークなセットとテーマで、当時の視聴者に新しい
バラエティ番組の形を提供しました。
放送時間とネット局
放送時間は
木曜日の19時00分から19時30分まででした。それまでネットワークセールス枠だったこの時間帯は、番組の開始とともにローカルセールス枠に変わりました。そのため、地域によっては放送されなかったり、遅れて放送されたりする系列局もありました。例えば、
瀬戸内海放送(KSB)では、2日遅れの土曜17時00分からの放送でした。
主なネット局は以下の通りです。
テレビ朝日
北海道テレビ放送(HTB)
東日本放送(KHB)
静岡けんみんテレビ(SKT)
新潟テレビ21(NT21)
瀬戸内海放送(KSB)
広島ホームテレビ(HOME)
九州朝日放送(KBC)
鹿児島放送(KKB)
秋田テレビ(AKT)
福井放送(FBC)
出演者
番組には、以下のような多彩な出演者が参加していました。
片岡鶴太郎
浅井慎平
とり・みき
なぎら健壱
馬淵よしの
杉本彩
森下恵理
ほか
スタッフ
番組制作には、以下のスタッフが携わっていました。
プロデューサー:斉藤由雄
* 構成:廣岡豊、植竹公和、
川崎良、笠博勝
備考
2020年7月17日に放送された『
マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間スペシャル』の「再放送委員会」コーナーで、番組の最終回が放送されました。最終回は
マーシャル諸島でロケが行われ、現地の住民を相手に「
だるまさんがころんだ」をする様子が放送されました。鬼役は
なぎら健壱さんが務めました。通常はスタジオでの収録でしたが、最終回は海外ロケを敢行し、異文化交流を行うという、記憶に残る内容となりました。
まとめ
『鶴ちゃんのおもいっきりポコポコ』は、ユニークなコンセプトと豪華な出演者で、
1986年当時のテレビ界に一石を投じた
バラエティ番組でした。短い期間での放送でしたが、最終回の海外ロケなど、話題性のある内容で視聴者の記憶に残る番組となりました。